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そんな感じでお姫様コーデが完成しました。もう後はパーティーに向かうのみです。
ちなみにここまでに至るには大勢の人が協力してくださっています。最初はマンちゃんを筆頭にメイド数人だけだったのですが、いつの間にからんらんもエミさんも来ていて、遂にはお父様やお母様まで参戦していました。
やはり娘の大事な日ですから力を入れずにはいられないのでしょう。それにしては随分熱量がありましたけど。
『はぁ…、』
em「大丈夫ですか？」
『あ、ええ。大丈夫よ。ごめんなさい、溜息なんてついちゃって。こんな晴れ舞台に似合わないですよね』
そうやって無理矢理笑う。
ずっと心のどこかにこの状況に違和感を持ってる自分がいるのだ。そんなはずがないのに。ずっとその違和感に心が支配されている。とてもモヤモヤして変な気分になります。
em「そんなことないですよ」
『え、？』
em「お嬢はどこに行っても立派な方ですから。お嬢が立ったその舞台こそが晴れ舞台になりますよ！」
『ふふ、ありがとう』
無邪気に、だけど淑女としての妖艶さを残しながら微笑む。もう、パーティーに行くためのスイッチは入れないとですからね。
em「うん、やっぱり1番綺麗ですよ」
『…当たり前でしょう？だって私はドルケリ公爵家が誇る娘なのですから』
でもやっぱりまだ背伸びなんてできなくて、子供っぽくくしゃりとそう笑ってみせると、エミさんは誇らしそうに微笑んだ。
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彩世(プロフ) - ()さん» コメントありがとうございます！長らくお待たせしましたが、完結までご愛読いただきありがとうございました！新作の方も更新頑張りますのでよろしくお願いします！ (2月20日 20時) (
レス) id: ae3caf883a (このIDを非表示/違反報告)
() - 完結おめでとうございます！！新作も見させていただきます！！ (2月20日 10時) (レス) @page28 id: de8cd53295 (このIDを非表示/違反報告)
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