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mr「…、そ、…それでも…、それでもっ！私は貴方を＿＿＿」
まだミラは諦めきれないのだろう。必死に胸に手を当て自分の
こんなに愛されているなら、私なんかじゃない方がいいだろうに。なぜ神は私に拘るのだろう。
そう考える私に反して、神は私を隠すように前に立ち無慈悲に言い放つ。
km「わかる？嫌いって言ってるの。君の、自分のためなら他人を陥れるやり方は君には似合わないのさ。それを許されるのは君なんかじゃない」
コツ、と新品の革靴の音を響かせながらミラに寄る。
そして彼女の頬を優しくなんて慈悲も見せずに、両手で挟み顔をグッと近づける神。
いきなりの至近距離と言われた言葉に混乱しているミラは、青く冷めた顔を黒く濁らす。
km「だから嫌い。僕にはAがいるから。君は、いらない。僕はね、Aだけがいればいいんだぁ」
神の顔は見えないけれど、きっと、狂気的な目をしているのだろう。
ミラは間違いなく、選択肢を誤っている。
こんなやつに恋をするなんて可哀想に＿＿＿
その後はフローラ公爵が来て、謝罪を受け取ったあと、パーティーに何事も無かったかのように出席した。
あまり大事にはしたくなかったので、ほんとに賠償金とかも貰わずに謝罪だけを受け取った。ほんとは必要なんでしょうが、傷一つ負ってないし、どちらかと言うと傷ついたのはミラの方だと思いますしね。主に心の方ですが。
また煌びやかな会場で音楽を聞いている。
何故か隣には神を連れて。
『なんでここにいますの？領主代行の仕事を行っていたはずでしょう？』
km「うん、でも…そんなことよりAと一緒にパーティーに出る方が大事だから…急いで戻ってきちゃった！」
『別に…、私なんかよりそっちの方が大切でしょう。私とはまた一緒に出れるのですから』
km「…、ふ〜ん…、また、一緒に出てくれるんだぁ。約束だからね！」
小指を差し出す神に、「覚えていたらね」と軽くあしらう。やっぱり相手にするのはめんどくさい。
適当に会話を続けていると、音楽が変わった。
きっとクライマックスだろう。周りの方々も自身の婚約者と踊ったり、そこらへんでひっかけたパートナーと踊っている。
それを見た神は私の前に跪き、私の手の甲にキスを落とす。
km「…、A嬢、是非私と踊って頂けませんか？」
『……、今回だけですわよ』
今回のパーティーは私の胸に深く刻まれた。
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彩世(プロフ) - フローラさん» コメントありがとうございます！ご要望のものと少々ズレてしまったような気がして気を揉んでいましたが、そのように言っていただき安心しました笑。こちらこそリクエストありがとうございました！ (2022年8月28日 10時) (
レス) id: ae3caf883a (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - 夢主ちゃんかわいいです!最高です!ありがとうございますぅぅぅぅう！ (2022年8月27日 21時) (レス) @page43 id: 900a61e15b (このIDを非表示/違反報告)
彩世(プロフ) - フローラさん» 初コメandリクエストをありがとうございます！了解致しました！体調も気遣って下さりありがとうございます！これからも応援の程よろしくお願いします！ (2022年8月17日 9時) (レス) id: ae3caf883a (このIDを非表示/違反報告)
フローラ(プロフ) - 初コメしつれいします！リクエスト良いでしょうか?夢主ちゃんとWTで遊び（デート）にいって夢主ちゃんがとんでもなく可愛い、と言うのはどうでしょうか？これからも体に気をつけて頑張ってください!応援してます！ (2022年8月16日 23時) (レス) @page24 id: 900a61e15b (このIDを非表示/違反報告)
彩世(プロフ) - こいろーsyp推し！さん» コメント＆リクエストありがとうございます！長かった呪鬼編もようやく終わることが出来ました！リクエスト了解しました！これからも頑張りますので、これからの展開にご期待ください！ (2022年8月14日 9時) (レス) id: ae3caf883a (このIDを非表示/違反報告)
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