＿感情をむきだして＿ ページ10
『そういえば、久しぶりに城下へ降りました』
br「冬は寒いもんね〜」
kt「外出たくなくなるよね」
nkm「自宅警備員にはなってなきゃ平気じゃない？」
rn「A様が自宅警備員なんてありえないだろ。なるんだったら俺だろうなぁ」
『ヒロインなのに？』
rn「俺らにとってヒロインはA様なんで」
サラッと言うレントに少し照れてしまう。
ずっと悪役令嬢として、フラグを回避し続けていたのにそんなことを言われるとなんだか努力が報われたみたいだ。
最近はもう悪役令嬢フラグなんて見る影もないし、少し気が緩んでいる。シナリオぶっ壊しまくっちゃってるのが今後に響かないといいんですけどね。
まぁ大丈夫でしょう！だって皆がいるんですもの。今のこの事件もきっと解決出来るはずです。あの神が私の元から消えるなんて考えられませんから。
そうこうしているうちに目的地に着いたようだ。
馬車から降り周りを見渡すがウドン屋さんらしき店は見当たらない。
br「確かこの辺りにあるはずなんだけど…」
ky「…なくね？」
kt「ない、…ですねぇ」
sm「そもそもさぁ、ほんとにここであってんの？」
nkm「え、ここだったと思うんだけど…」
shk「あんま行ったこともないし、正確には覚えてねぇな」
急に不安になる皆。周りを見て少しアワアワしてる様子が面白くてクスリと笑ってしまった。
dn「…あ、やっと笑いましたね」
nkm「ほんとだ！笑った！」
『…ふふ、だって皆アワアワしてるんですもの…、んふふ』
笑ってることを指摘されると、笑うのがもっと止められなくなってしまった。
淑女らしくはあるが、口元も隠さずに笑っていて、優雅とは言えない笑いだが、皆になら気を許せた。
結構深刻な状況の時にやることではないが、いつものメンバーにどうしても安心してしまうので仕方ないだろう。
sm「Aずっとピリピリしてたもんな」
ky「やっぱAは笑顔がいいよな」
br「え、やんさん僕の笑顔は？」
ky「遠慮しときます」
きっぱりと断るきりやんにぶるーくが泣き真似をする。きんときがそんなぶるーくを慰めるが、直ぐにケロッとしていて、そのいつものノリにまた安心して笑みが零れた。
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彩世(プロフ) - アホを愛せさん» コメントありがとうございます！そう言っていただれひとても嬉しいです！更新不定期ではありますがこれからもぶっ壊シナをよろしくお願いします！ (2023年1月19日 18時) (
レス) id: ae3caf883a (このIDを非表示/違反報告)
アホを愛せ - 最近見始めました！！とても面白いです！これからも更新頑張って下さい！！ (2023年1月18日 22時) (レス) @page12 id: 92500eea4b (このIDを非表示/違反報告)
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