【浦島坂田船】サクラ色担当.番外編【うらたぬき】 (ページ6)

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白「あ、Aちゃん！！」

ある日の収録現場

「あ、今日は宜しくお願いします」

白「ううん、こちらこそよろしくね。
あ、そうじゃなくて！！婚約おめでとう」

「あぁ、ありがとうございます」

白「式はあげるの？」

正直、時間が無い

「あげたいんですけど、どうしてもみんなの都合がいい日がなくて…」

白「そうなんだ…女の子の憧れだもんね？」

残念そうにいう白河さん。

炎上のことはちゃんと謝ってくれたし、今こうやって祝ってくれるから、いい人だとは思う。

ただ、苦手意識は消えない。

私よりもずっと大人で、うらたんにも釣り合っているからか

ライバル意識ももっちゃうし。

収録終わり、ささっと身支度を済ませて帰ろうとしたら白河さんに声を掛けられた。

白「今日、浦田さんと飲む予定だったんだけど一緒にどう？」

あ、それで今日ご飯いらないって言ってたのか。

「でも、二人で話すこととかあるんじゃないですか？」

白「ううん、特にないよ。…多分」

浦田さんはあるのかな…と考え込む白河さん。

「今日は遠慮させてもらいます。せっかくなのにすみません」

白「ううん！いいのいいの、またご飯いこうね」

そんな白河さんに頭を少し下げて、帰った。