５秒前。【増田貴久】 (ページ39)

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お昼休み。

貴久と一緒に食堂にきたはいいものの、午前中の疲れが思わずため息に出る。

「はぁ…」

増「どした？」

「視線がすごいです…。主に悪意のこもった視線」

増「あーうん、俺も…」

「やっぱりみんな貴久のこと狙ってたんだよ！私のなのに」

増「Aだって俺のだし。」

「貴久は私のこと大好きだもんねー」

増「そりゃそうだろ」

手「はいはい、いちゃいちゃしてる暇があったら早くご飯食べて仕事に戻ってくださーい」

増「嫌味？嫉妬？」

手「どっちもだよ！」

加「醜いぞ手越」

手「だってー！ねえ慶ちゃん！」

小「そうだよ！いいよもう、俺手越と付き合うから」

手「うえっ、やめて」

慶ちゃんが祐也にキスをしようとするけど、よっぽど嫌なのか、祐也は必死に拒んでいる。

小「なんでだよ～、いーじゃん」

加「お前らめんどくせーな」

「小山祐也になっちゃう？」

手「やだ！それより俺は手越Aになってほしいんだよー…」

小「小山祐也にしてあげるよてごにゃん♡」

手「助けてまっすー」

増「はぁ？やだよ」

加「おい、いい加減行くぞ。俺達邪魔だから」

手「はーい」

小「一生恨むからねまっすー」

増「お好きにどうぞ。」

「またあとでね」

そっか…

もし、貴久と結婚したら

私、増田Aになるのか。

…いいかも♡