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貴方side
目が覚めたらソファの上に居た。
良かった家主さん気づいてくれた！
｢んぅ……｣
？｢起きたか？｣
｢くぅ…？｣
？｢お前捨てられたの？｣
捨てられた……？
私は捨てられたと言っていいのか？
困って黙っているとこの人は
？｢行く宛てねぇなら俺が育ててやってもいいけど？｣
何故こんなにも上から目線なのだろうか？
ちょっとムカついたけどここで住まわせてもらう他ない
｢……はい！｣
？｢お前俺に育てられたいのか！｣
そういうことじゃないけどそういうことにしとこう((
？｢でも俺猫派なんだよな……｣
｢えぇ……｣
犬に向かってなんてことを言うんだこの人は！酷い！
？｢そんな泣きそうな顔すんなよ。犬も好きだからよ｣
ほんとか〜？？？でもまぁそう言われると嬉しい……
｢へへ！｣
もうちょっと近くで話したいな
そう思い、飼い主？の元へ向かって走ってく
ひょいと持ち上げられる。
私は無意識にこの人の鼻先を舐めていた。あぁ、これが本能？
？｢くすぐってぇよw｣
そう言って笑うこの人は案外いい人なのかもしれない！
？｢名前決めねぇとだな｣
名前……前の名前何だったかな…？
たしか…………
？｢Aなんてどう？｣
A……前の名前と一緒だ…！
まぁ、一緒の方が呼ばれた時に返事しやすいからいいよね
｢……いいと思います！｣
？｢今日からお前の名前はAだ！いい名前だろ？｣
いい名前……はじめて言われた。
嬉しい…！！すごく！
｢はい！｣
？｢そんな舐めんなってwしょっぺぇぞww｣
うんたしかにしょっぱい((
キ｢言い遅れたけど俺の名前はキヨ！よろしくな！｣
｢よろしくお願いします！｣
キ｢今からお前の飯買いに行くから大人しく待っとけよ？｣
｢はい！｣
キ｢ん。えらいえらい｣
そう言ってキヨさんは私の頭を撫でる
気持ちいい……頭撫でられるってこんなに気持ちいい事なんだ…！
キ｢いってきます｣
あぁ、暇になっちゃったな……
勝手に部屋探索するか…
ん？ゲーム機かな？いっぱいカセットあるしゲーム好きなんだろうな……私も1度でいいからやってみたかったな〜
うわっ！なんだこのぬいぐるみ……黒猫？ぶさいくだな……((
こんな猫が好きなのかキヨさんって……
とりあえず1周したしもうそろそろ帰ってくるだろうから玄関行こうかな
ｶﾞﾁｬ
帰ってきた！！
｢おかえりなさい！｣
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作者名：sayapentagon | 作成日時：2020年4月18日 4時
