【募集企画】秘密の孤児院【本編】

大変【春亜】 ページ30

あの後、私は凛音兄さんに見つかり、手当をしても


らった。これからどうしようかな……もうみんな、


疲れているっぽいし、遊びには誘えない。自室に戻


って、寝たほうがいいな。そう思い、私は自分の自


室に向かおうとしたら、大和さんを見かけた。足取


りはおぼつかない。声かけてみた方がいいよね。


『大和さ……！！』


彼が倒れた。私は、体を支えるが、逆に自分が打っ


てしまった。それよりも！


『熱っ…熱あるの……』


とりあえず寝かせよう。みんな忙しそうだし、私1人


でなんとかしなきゃ……


『よいっ……と……』


やっぱ、年上なんだなぁ…と思いつつ、大和さんを


布団に寝かせる。私は、水を取りに行った。


〜30分後〜


『……まだ起きないな……風邪…？』


流石に心配になる。いつも私を笑わせてくれた大和


さん。このまま寝たきりはやだよ……！


『グスッ……起きて…よぉ……！』


泣かないようにしても、涙は溢れ出てしまう。


そしたら、後ろから誰かが、名前を呼んだ。


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誰か繋げてください！

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