二十 ページ20
『えっ…と、みたらし団子3つお願いします』
「あいよ!」
ある日、私は銀時からお遣いを頼まれ甘味屋へと足を運ぶ。おばちゃんは美味しそうな団子をパックへ詰めると袋に入れ渡してくれる。
「ありがとさん!」
『ありがとうございます』
地図を手西ながら私は万事屋の方向を確認していれば後ろから誰かが私の手を引っ張る。
「ちょっとごめんネ」
その人は私を強く抱きしめるとしばらくしてから優しく手を離した。
「…よし、危なかったー!」
『あ、あの…』
「あ、ごめんごめん。ちょっと同僚に追いかけられてて逃げてたらちょうど君がいたからカップルのフリして逃げたんだ。」
アホ毛、サーモンピンクの髪色。
どこか神楽の面影もある。
『逃げられたのならなによりです。』
「…ねぇ!君名前なんて言うの?」
『知らない人に名前教えるなって強く言われてるので』
この言葉は数十分前に銀時に言われたことである。耳が腐るほどに言われたので私も口を硬くする。
威「なーんだ。俺は神威、今度会ったらまた声かけてもいいー?」
『…』
威「露骨に嫌な顔しないでくれるかな!」
『それじゃ、私はここで』
私は小走りで万事屋へ帰ると少し震えるからだを落ち着かせた
『(震え、止まらない)』
どうしよう
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作者名:沙也加 x他2人 | 作成日時:2018年9月30日 13時