十六 ページ16
しばらくしてから少し休憩をしようという話になった。神楽と新八は2人で近くのスイーツ屋さんへと向かう。
坂「あー、疲れたな。」
『そう?まだ乗れる気がする。』
坂「まじで?いや絶対それあとから吐くやつだからね俺分かるからそういうの。」
二人でベンチに腰掛けていれば
遊園地に来た時から気になっていたでかい蜘蛛の巣みたいなアトラクションに私は目を奪われる
『なにあれ』
坂「ん?あれは観覧車っつーやつ。」
『かんらんしゃ…。』
眉間にシワを寄せ"かんらんしゃ"という乗り物を見つめる。すると銀時は私の手を握り「乗るか?」と声をかけてくれた。
『でも神楽たちは?』
坂「見ろよ、あいつらパンケーキ食べてるぞ」
『銀時食べなくていいの?』
坂「後で食べる」
私は銀時の手を握り返すと銀時はすぐにその手を離してしまった。嫌だったのだろうか。
坂「そういうことするといつか変な男に捕まるぞ〜?」
ニヤニヤしながら銀時は私をバカにするようにそういった。私もその銀時に苛立ちムスッとするがすぐに笑みがこぼれてしまい少し声に出して笑う
『ほら、早く行こうよ』
坂「うわ!引っ張んなって!」
神「おーい!何二人で抜けがけしようとしてるアルカ!私達も行くアル!」
志「ちょ、ちょっと神楽ちゃん、食べたあとなのに動くの早いよ…」
50人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:沙也加 x他2人 | 作成日時:2018年9月30日 13時