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番外編クリスマス ページ14

番外編の為、Aさんと芥川さんは付き合っている設定です。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ーーAsideーー
今日はクリスマスなので龍之介さんと出掛けることになりました。

其れで待ち合わせをしているのですが、ナンパされてます。面倒臭い。

「お嬢ちゃん可愛いね〜、一寸付き合ってよ?」

『いえ、待ち合わせをしているので結構です。』

笑わない方が良いだろうと判断し、無表情で返す。

「一寸くらい良いじゃん、ね?」

耳腐ってんですかね?だからこう言った輩は苦手なんです。

『そろそろ彼が来るので結構です。』

結構ですを強めに言うものの、

「良いじゃん、ね?」

とか言って手を握って来た。気持ち悪ッ。

『せいっ!』

投げ飛ばしてしまった。つい癖で←

「がっ!」

気を失ったらしい。やり過ぎちゃったかな?

「こんのアマがあ!」

逆ギレされてしまった。殴り掛かってくる。横に避けて足を掛ける。

「おわっ!」

転んで思い切り頭を打ち付けたらしい。なかなか起き上がらない。

野次馬が集まっていた。そりゃそうだ。

するとその向こうに見慣れた黒が見える。

『龍之介さーん、こっちです。ごめんなさい、騒ぎ起こしちゃって…』

「いや、良いだろう。Aをナンパした此奴等が悪い。
おい、そこのお前、命があるだけ良かったと思え、愚か者。…行くぞ。」

『はい!』

野次馬がざわざわしているが気にしない。だって龍之介さんがいるから。

暫く歩いて人の少ない方に来た。

『龍之介さん、プレゼントです。』

私がプレゼントしたのは手袋。黒にした。彼には黒が似合う。

「ありがとう、大切にしよう。Aにも僕からプレゼントだ。」

私にはロイヤルブルーのマフラーを巻いてくれた。暖かい。

『ありがとうございます!大切にしますね。』

「Aにはその色が似合うと思ってな。冬の間は付けていてくれると嬉しい。」

付けないわけがない。と言うか離すのが惜しいくらいだ。

『いえそのどうせだったら夏でも付けていたい位です。』

「!そうか、ありがとう。」

その後イルミネーションを見たりした。

そして、帰る時間になった。

『龍之介さん、今日はありがとうございました。楽しかったです。』

「僕もだ。1人で帰るのは危ないだろう。送っていこう。」

『えっ、でも』
「いい。送って行く。」

『分かりました。帰りましょう。』

「ああ。行こう。」

街灯が仲の良い2人を優しく照らしていた。

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猫になりたい(プロフ) - くろぉばぁさん» ありがとうございます!もう一つ書いている方がもう直ぐキリのいいとこまで行くのでそうなったらリメイクなどしようかと思ってるので、頑張ります! (2017年2月21日 18時) (レス) id: bd5199beaf (このIDを非表示/違反報告)
くろぉばぁ - 続きを楽しみにしてます! (2017年2月21日 18時) (レス) id: f61dc6bc39 (このIDを非表示/違反報告)
猫になりたい(プロフ) - お気に入り登録1人ありがとうございます!♪( ´▽`) (2016年12月24日 14時) (レス) id: bd5199beaf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:猫になりたい | 作成日時:2016年12月10日 22時

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