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8話 ページ9

夜、部屋で寛いでいると先輩から電話があった。



『え、こんな時間に部室へですか?』


桜樹「ー“そう。何があるかは来てからのお楽しみ。待ってるわよ”ー」



そう言って先輩からの電話が切れた。
あたしは仕事をしているお母さんに一声声をかけてから、部屋着からパーカーの上にジャケットを羽織って短パンに着替えて貴重品を持つと学校へと急いだ。


厚着のパーカーでよかったぁ、外寒いや。
けど、下はニーハイだからちょっと寒いかな。


運動がてら走って学校へと向かう。
月が中天近くへと昇る頃、あたしは旧校舎へと向かうと温まった体を冷ますように途中で買ったスポーツドリンクを飲んだ。
旧校舎には明かりがついていて、誰かいるのかと思いながら月を見上げながら飲んでいると何かが横腹に当たった。
見て見ると金田一君だった。



一「A!お前、何やってんだよこんな所で」


『桜樹先輩に呼ばれたの』


一「なんだ、俺だけじゃないのか…」


『何それ?どういう意味?』


一「いや、別に…。ていうか寒くないのかよ、その格好」



金田一君はあたしの恰好を見ると、下を見ながらそう問いかけてきた。
ニーハイと短パンの隙間から覗く足をすごい見られてるけど、気にしない。



『仕方ないでしょ。部屋着から急いで着替えたんだから』


一「それにしてもちょっと…」


『もう、うるさい。ほら行くよ』


一「お、おお…」



廊下は明かりがついてて明るかったのであたしと金田一君は懐中電灯をつけないで部室まで歩いた。
部室に近づくと暗くて、でも部室のドアが片方開いててその中から光が洩れてたので誰かいるのかと思いながら金田一君の背中にへばりつくように部室まで近づく。
そして中を覗くと、あたしと金田一君はびくっと体を揺らした。
いたのは緑色のジャンバーを着た佐木君で。
ビデオを回しながらこちらを見ていた。



『佐木君…!』


一「お前もか?」


佐木「はい」


尾之上「あれ、みんな来てたんだ」



声が聞こえて入ってきたのは尾之上君と鷹島さんだった。
そしてその後ろから美雪が姿を現す。



美雪「あれ?さーちゃん、来てたんだ!」


『美雪も?』



黒いニット帽を被った美雪があたしに駆け寄ってくる。



一「なんだ全員か…」


美雪「真壁君がまだよ?」


尾之上「あいつは!いない方がいい」


佐木「それにしても、肝心の桜樹先輩は姿が見えませんね」


美雪「ねぇ、みんなで探した方がよくない?」


『探すって校舎を?』

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さきっち(プロフ) - あさん» そうなんですか! (2019年12月7日 11時) (レス) id: f5cfe9f7a0 (このIDを非表示/違反報告)
- 私は山ちゃんのが一番好きです!マンガ全巻持ってるんですが山ちゃんが一番似てる! (2019年12月7日 0時) (レス) id: 3f8f946044 (このIDを非表示/違反報告)
johnny’s_ldh_love(プロフ) - すみません、いろいろミスして何回も送っちゃいました!申し訳ないです (2019年12月2日 7時) (レス) id: 2e8392d2ac (このIDを非表示/違反報告)
johnny’s_ldh_love(プロフ) - 突然すみません!名探偵コナンっていつ頃更新しますか? (2019年12月2日 7時) (レス) id: 2e8392d2ac (このIDを非表示/違反報告)
にーにゃ - 突然すみません!名探偵コナンっていつ頃更新しますか? (2019年12月2日 6時) (レス) id: 2e8392d2ac (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さきっち | 作成日時:2019年7月28日 0時

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