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八田「おっ、駄犬も少しはしつけができたか?」

エリック「ハッ。Stop yelling you,little Chihuahua.(チワワが吠えてんじゃねーよ)」

八田「…おい、あいつチワワっつったか!?犬のチワワか!?」

さん「あはは、小さいっすねー」

八田「テメーにだきゃ言われたくねーよ!!!」


八田ちゃんも忙しいね。
エリックに馬鹿にされた八田ちゃんは憂さ晴らしか何か知らないけどさんちゃんに掴みかかった。
エリックはそれに素知らぬふりをしている。
さんちゃんと八田ちゃんの光景に出雲は「止めやー小学生たち」と呆れながらそう言った。
パンケーキを食べ終わった私もごちそう様と両手を合わせて、立ち上がる。


出雲「おまえ、ホンマに行くとこないんか」

エリック「…まあ」

出雲「ワケありかい」

エリック「……」


出雲の問いかけに応えないエリックをチラリと見て、私は華奈に声をかけた。


『華奈ー、ここにお皿置いといていい?』

華奈「いいよー」


自分の朝ごはんを作るついでにお皿洗いも担当するらしい。
私はお皿を置いて、藤島と出雲に駆け寄った。


藤島「大掃除スか」

出雲「んー細かいとこコゲとんねん。なかなか取れんでなー」

『それ、モップで取れるの?』

出雲「どうやろうなー」


私達がそう話しているとご飯を作り終わってお皿洗いが終わったらしい華奈が私を呼んだ。
返事をしながらソファーに行くと、華奈はご飯を食べながら机の上のチェスを指差した。


華奈「久々にやろ」

『あんた私に勝ったことないじゃん』

華奈「うるさい!」


華奈と2人でわいわいしてる姿を出雲と藤島が見ているとエリックが話しかけてきた。


エリック「……あのさ、あんたらあの“吠舞羅”なんだろ」

藤島「ああ」

エリック「不思議な力があるってホントなの」


エリックのその問いに藤島と出雲は顔を見合わせた。


出雲「不思議な力ね…まあ、そういうことなんやろかな」

エリック「誰が…強いわけ」


出雲はシュボッと煙草に火をつける。


出雲「…まあ、尊は別格すぎてもはや別の話やな」

藤島「キング覗いたら草薙さんじゃないすか」

出雲「あー…どうやろね。…あとは、飛びぬけとんのは八田ちゃんか」


今だに八田ちゃんはさんちゃんに絡んでいてそれを翔平と多々良が笑いながら止めている。


エリック「へー…アレが。あっちは?チワワの隣の」


エリックの視線が多々良に向く。


藤島「ああ、十束さんは戦わねえよ」

エリック「…そうなの?」

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設定タグ:K , 吠舞羅 , 周防尊   
作品ジャンル:アニメ
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かなと - 違反だということを少しは意識して下さい (2019年7月24日 8時) (レス) id: 8e417a7b51 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年7月24日 8時) (レス) id: 8e417a7b51 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さきっち | 作成日時:2019年7月24日 8時

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