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ルフィの最初の右パンチはフェイントだった。その手で石舞台のへりをつかむと、伸びたゴムの腕を一気に縮めて加速、本命の左ラリアットをショートレンジでぶちまかす。
ルフィ「“ゴムゴムの鎌”!」
しかしシキは『フワフワの実』の能力で、すっと空に上がる。
ウソップ「必殺“火の鳥星”!」
愛用のパチンコ〈カブト〉で空中のシキをロックオンすると、ウソップが火炎弾を撃った。相手の落下軌道を見越した精密射撃だ。
だがシキは跳んだのではない。飛んでいるのだ。空中で姿勢を変えると、火の鳥星をかいくぐって躱した。
ゾロ「“三十六
つづけざまにゾロが“飛ぶ斬撃”を放つ。
衝撃波を、シキは両脚の義足刀で受け止めた。
悪魔の実のチカラによって両脚で体を支える必要がないので、彼の義足は第三、第四の腕として存分に機能を果たすことができるのだ。
老いを感じさせない体術、剣技───だが〈麦わらの一味〉の連係攻撃は、これで終わりではない。
「“
パワーアップした腕からくり出された蹄パンチのラッシュが、ついに敵をとらえた。シキは受けにまわった。
サンジ「”
蹄の弾幕の援護を受けて、サンジの重い前蹴りがぶちかまされた。
シキ「なかなかいいチームだ。」
サンジ「!?」
だがシキは、サンジの蹴りを腕一本で受け止めた。
シキ「おれに手を出させるとは、たいしたもんじゃねェか。だが……出した手は、ひっこめるわけにゃあいかねェぞ。」
足首をひねられたサンジは、空中でぶんぶんふりまわされた。
チョッパー「サンジ!」
シキ「まずは、おまえからだ!」
シキがサンジを地面に叩きつけようとしたとき、傾きかけた太陽の逆光を破って、麦わら帽子のシルエットが飛び出した。
ルフィ「“ゴムゴムのロケット”!」
加速したルフィは、まさにゴム鉄砲の弾になってタックルを敢行した。
背中からくらったシキは、たまらず、ふき飛んだ。
ルフィ「ん？どうかしたか？」
サンジ「いや、別に。」
助けられた格好になったサンジは、ちょっと不服そうに眉をしかめて着地する。
シキがふき飛んだ先には手に炎を集中させたカナが待ち構えていた。
カナ「“炎竜の鉄拳”!」
炎を纏った拳をシキにくり出す。
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SARA(プロフ) - 大好きです！ルフィ夢が好きなのでありがとうございます！🤍 (5月13日 20時) (
レス) @page1 id: 1b37a3f4d3 (このIDを非表示/違反報告)
ベルモット - 初見です。はじめまして、 夢小説を読んでいると、繊細な文章、語彙力を尊敬したい気持ちを持ちました。ルフィと夢主との関係性も好みなタイプでした。 (2021年1月12日 16時) (レス) id: e8970a172e (このIDを非表示/違反報告)
りんりん(プロフ) - 面白いです！これからも楽しみにしてます！ (2020年4月23日 1時) (レス) id: 7fd268645f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さきっち
| 作成日時：2020年4月22日 1時
