story5 士郎との出会い ページ8
僕がまだ、風丸家にいた頃
お母さんに頼まれてお使いに行っていた。
家から数分歩いた場所にある河川敷で、家族連れの少年とぶつかった。
＿＿＿＿＿＿＿＿ドサッ
A「ひゃあ...」
少年「あ、ごっごめんッ!大丈夫？」
A「はい......すみませんでした」
少年のお父さん「君はここら辺に住んでいるのかい？」
A「ほぇ？あ、はい」
少年の兄弟？「名前は？」
A「え......風丸Aです」
少年「ボク、吹雪士郎。親戚のお家に遊びに来たんだ」
士郎「で、こっちがボクの弟のアツヤ。」
アツヤ「よろしくなA!!」
A「うん!!よろしく！」
それから何週間か経って、士郎たちが北海道へ帰るって言いに家まで来てくれた。
あの時は号泣したんだよね・・・
士郎「また、きっと会えるから」
アツヤ「俺たちは、サッカーで繋がってんだからさ！な？」
A「うん...また、また来てね。僕、待ってるから」
士郎「うん」
アツヤ「じゃあ、またな」
A「バイバイ」
なんか......懐かしいや
A「なあ士郎」
吹雪「ん？なに、Aちゃん」
A「・・・・・・いや、やっぱなんでもない！」
吹雪「ええ！気になるよ」
A「もういいだろ！しつこい士郎は嫌いだぞー」
吹雪「むぅ・・・」
A「嘘だよ！拗ねんなって」
やっぱ士郎はサイコーだ!!
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作者名：風丸蘭丸 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/boumeinau/
作成日時：2014年5月10日 21時
