45日目(※) ページ45
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(※)
面白いほど跳ねる身体を押さえつけ、夏油は眼下で乱れるAに更なる快感を与えるために指の動きを速めた。
嫌だ、もやめて、もAの声で紡がれる言葉は何だって可愛いのだけれど、言ってるうちに脳が錯覚してしまうから『そういう言葉は使わないでおこうね』と口の中に指を突っ込んで止めさせる。
そうされても噛みつくどころか相手の思うまま口内までも弄られる彼女の様子に『そういう所、つけこまれ易いんだからもっと注意しないと』と苦言を呈さずにはいられなかった。
ショーツの布が切り替わる部分。
女の子の一番刺激に弱い尖りを指の腹で円を描くように撫でながら、夏油は逡巡していた。
口の端から飲みきらない唾液を溢すAがいよいよ本気で苦しそうにし始めたのを見て可哀想になって指を引き抜く。
『苦しい？大丈夫？』
「やあっ、あ、夏油くんっ、だめ…ッ」
『Aこそ、そんなに動いちゃ駄目だろ』
気持ちよくなれないよ、と言葉と共に絡めた足を更に開かれAは顔から火が出そうなほどの羞恥に見舞われる。
「や、なにしてっ夏油、く…っ」
『さっきも説明した通りだよ。ほら、どんどん温かくなってきてない？』
そんな優しいもんじゃないとAは必死に考えるが、煮えた頭からは信号が上手く伝わらない。口からは声にならない音だけがこぼれ出るだけだった。
思春期を迎え、自分以外が触れたことなどあるはずもない場所へ伸びる夏油の指。
自分でもしたことの無い様な触れ方を初めてされ、Aは内側から沸き起こる得体のしれないナニカに酷く怯えた。
「やだ、それっ、止まってお願っ」
『汗凄いよ。上手に快感を拾えて偉いね』
爪で尖りをカリカリ引っ掻かれる。息を詰め、一際大きく背をそらしたAに『……ここがいいんだ』と夏油は執拗にその動きを一定のペースで送り続けた。
次第にAの足がピンと伸び、腰が浮き始めたのを確認した夏油は眼を見開く。何も知らないまっさらな身体が本能に従い快楽を追う、その淫靡で可愛らしい姿を網膜に焼きつけた。
「っぁ、待っ……んぁ、〜〜ｯｯ」
程なくして下腹部を震わせながら達したA。何が起こったかわからない様子でぐったりと夏油の胸に倒れる彼女の目尻からは涙が伝っていた。
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すみっことかげ(プロフ) - ココナッツさん» 表情は、意識しすぎるあまり同じ顔になりながら書いていることに最近気づきました。笑 更新を楽しみにしてくれてる人がいることが励みです♡続編も頑張ります〜！ (2022年10月19日 19時) (
レス) id: 836ec41816 (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(プロフ) - すみっことかげさん» わわわっお返事頂いてるの気付くの遅れてしまったぁぁ…そして続きをありがとうございます!!夏油さんの表情の変化←すみっことかげ様の言葉遣いが上手すぎていつも惹き込まれてます笑 そうしましょう(うん？) (2022年10月19日 17時) (レス) @page49 id: a1f85287cc (このIDを非表示/違反報告)
すみっことかげ(プロフ) - ココナッツさん» 秒レス失礼します！進行形で書いてます。笑 残された夏油くんは今何を思うのか…。わしらモブも木の陰から見守りやしょうぜ(え) (2022年10月18日 12時) (レス) @page48 id: 836ec41816 (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(プロフ) - さ…最終話……??はぅ…寂しい気持ちがありますけど最後まで夏油さんと夢主ちゃんの行く末を見守らせていただきます…!!!(どこから目線…すみません🙇🏻) (2022年10月18日 12時) (レス) @page48 id: 160792ee1b (このIDを非表示/違反報告)
ココナッツ(プロフ) - すみっことかげさん» 夢主ちゃんがぎゅっとされてるところを偶然見かけてしまって、見てるのがバレて夏油くんに(この子は私のだよ)って感じで独占欲？剥き出しにされて、ひぇってなるモブになりたいです(え←) (2022年10月11日 9時) (レス) id: 160792ee1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すみっことかげ
| 作成日時：2022年7月28日 16時
