ロリ○ンkiller［銀魂］ (ページ28)

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第26話ページ28

ーあの子新人じゃねえか？

ーそれにしては若くね？

ー可愛いなあ。

周りから聞こえてくる声なんてものは

全て無視…するつもりだったが一人ロリコ○

いたな出て来いやコラ。

「お、Aちゃん…だったか？

どう？ここの仕事は」

『あ、ゴリ…じゃなくて』

…やべェ、本名知らねー…。

『ゴリゴリラさんじゃないですか～』

「いや、野比の○太みたいに言ってるけど

ただの悪口だよね…」

「近藤勲だよ」と、さほど怒らず名前を

教えてくれるゴリさんはいい人だ。

『はい、近藤さん。頑張ってくださいね』

「うん、その調子だと問題なさそうだね。

あ、ありがとう」

すかさず「忘れてた」と付け加えてバナナも渡す。

「…Aちゃん、これ…」

『妙ちゃんが近藤さんはバナナ大好きだって

言ってたんですけど…』

「お妙さんが…！？ありがとう！頂くよ！」

妙ちゃんの名前を出しただけでこの喜びよう

…すごい面白い。

まあ勿論さっきの情報は嘘なのだが。

さて、次々。

「っ…！！お前あん時の…！」

え、知らない知らない。

目の前のヤクザなんかと関係ないしー。

『あ…あー、大串くん？久し振りー。

なんか目つき悪くなった？』

「ンでお前が大串くん知ってんだよ！

お前万事屋と知り合いか」

『天パに知らない奴は全員大串くんだって

教えられて…』

「知らない奴だぁ？昨日会ったばっかだろ！

散々人を馬鹿にしやがって」

なにやらいきなりMAXで怒ってくるヤクザ。

相当カルシウムが足りていないんだろう。

『私知りませんけど？

警察がオレオレ詐欺しないでもらえますー？

しかも対面してって勇気凄いっすねー』

「てんめェ…！！斬る！！

絶対ェ斬ってやる！！そこ座れコラァ！！」

他の隊士たちが気付いて

「どうしたんですか副長！」

とこの人を抑えにきた。てか副長だったんだ。

「離せェ！！！」と暴れるヤクザに頭を

悩ませながらも我ながら良いことを

思いついて近づいた。