検索窓
今日:6 hit、昨日:7 hit、合計:56,652 hit

第9話 ページ11

『スマホ逆にしたら“メガネ”が“メガメガネ”に

進化します。

読者のみなさん、ご協力お願いします。』



「なんか始まってるし!!!」



『“……おや!?

メガネの ようすが……!”』



「来たアル!!メガメガネに進化するヨ!」



ポケモ◯特有の進化の決まり文句だ。

コレ来たらほぼ確実に進化は成功するはず…





『“…あれ?メガネの へんかが とまった!”』


…どうやら失敗したようだ。




「誰だぁ?Bボタン押したやつ。

先生怒らないから、

絶対怒らないから出て来なさい!!」


天パ先生坂田はお怒りの様子。


「もう既に怒ってるよ!!

こんなんじゃ出て来る人なんて…」



『すいません私です!』


「素直!!そして言い出したのお前!!」



「そうか、よく正直に出てこれたな。

先生もだ。」


「お前も押しとんのかァァ!!!」



「すんませんw自分も連打したっすww」


あれ?神楽もだったらみんなやってんなぁ。



『え、お前も?一緒じゃんw』


「『うぇ〜いww』」




「そのウザいノリやめろォォォ!!!」




ガサッ


「「「 ! 」」」



その時、周辺の茂みが揺れた。



「…やっぱ見られてんな」


「誰か、居ますね」


「逆に気づかない方がおかしいネ」


さっきの空気は一転、急に雰囲気が変わった

と、他人事のように考える。


気配の方向は正確にわからないようで

刺激しないよう見てはいないが必死に

探している三人。


『…7時の方向。いや7時半ぐらいですかね』



私が言った途端にギョッとした顔で此方を

見てきた。…地味にツボる顔だな。



「なんでわかったアルか!?」


「神楽ちゃん声大きいよ!」



はっと口を抑える神楽。

うん、メガネだったら二、三回殴ってたが、

神楽なら許そう。



『私一人っ子だから

人の気配に敏感なんですよ』


一人納得の言ってない奴がいるが、無視だ無視。



「…お前つけられてたのに妙に落ち着いてんな」


無視っていった矢先にこれだよー。


『ストーキングには慣れてますから。

被害といっても直接何かされたわけじゃ

ないですし』


“ホラ”


見せたのはこの前ポストに入ってた

呪いの手紙。

第10話→←第8話


ラッキーアイテム

革ベルト


目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
45人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:天。空 | 作成日時:2019年3月17日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。