第五十章 ページ17
「…一人で入る」
ハッとして言うと、
「大丈夫だって」
「私が大丈夫じゃない」
「傷あんだろ。俺がちゃんとやってやるから。別に兄だし。妹にそんな感情もたねぇよ」
「……」
――――――
――――
―――
「こっち向いたら殺す」
「わーってるって。大体あいついんのにんなの余計出来ん」
「あいつ…?……ぅッ!?」
いきなり後ろからシャワーを当てられる
傷にしみ、息ができないほど痛みが走る
「痛いッ……やめ…て……ッ」
「我慢しろ。」
ぶっきらぼうに言い、タオルで傷を押さえた
「洗うからさ。首軽く後ろに曲げて?」
「ッ…は…ぁ…」
ゆっくり首を曲げる
銀にィは、片手で私の髪を洗い、傷には染みぬようにしている
「ん…。流すから、目ェ瞑って」
お湯が当たり、少し気分が楽になってきた
「体こそ洗うが……出来るか?」
「…うんッ」
傷を避け、洗う手を進める
「もういい…」
「ん」
シャワーで流すと、赤く染まった水が流れる
「……」
思い出した。
私……
高杉に刺されたんだ
「銀にィ…あの、、神威は…―――」
32人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅桜 - とりあえずカレンダー見てからいれるねー。←熱下がってほぼ復活!夜兎の回復力wwww (2014年8月15日 20時) (レス) id: bd57d76cc7 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 紅桜と黒蝶、21日ジャンプワールド行けまふかー? (2014年8月15日 20時) (レス) id: acb2a2be46 (このIDを非表示/違反報告)
あい - あ、そうだったんだ!こっちはだいじょうぶだよー!いやー、それよりほんとお大事にねー。夏風邪かあー (2014年8月15日 20時) (レス) id: acb2a2be46 (このIDを非表示/違反報告)
紅桜 - 水遊び行けなくてごめんね。風邪ひいちゃって、熱が出てたから、ずっと寝てた。ホントにごめんね。こんなタイミングで風邪ひくとか....ほんとにごめん。 (2014年8月15日 14時) (レス) id: bd57d76cc7 (このIDを非表示/違反報告)
あい - え、イオンのどこ?広いやんイオンって! (2014年8月14日 23時) (レス) id: aed5c3986c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒蝶 | 作成日時:2014年7月14日 22時