おやすみ ページ42
私のベッドに座っているお兄ちゃんの元まで行くと…
『わっ……！』
お兄ちゃんに腕を引かれて、私もベッドへ連れ込まれた。
力強くハグされていて動けないし、
肩に顔を埋められて少しくすぐったい。
「はぁ……癒し…」
『……お疲れなの？』
「ちょっとね」
ぐりぐりと顔を押し付けてくるお兄ちゃん。
可愛いなぁなんて思っていると、スゥーと首筋あたりを嗅がれて
ビクッと身体が跳ねた。
『ちょ……かっ、嗅がないで…』
「無理。オマエが足りない」
『むりって…ッ、こっちのセリフなんだけど…！
くすぐったい！』
身をよじっても、お兄ちゃんの腕はビクともしない。
鉄か何かかと疑うほどに力が強い。
…そして、最近分かったことなのだけれど、
お兄ちゃんはこうなるともう止められない。
気が済むのをただ待つしかないのだ。
今も、さっきまでは抱きしめられてるだけだったのに、
私よりもずっと大きくてゴツゴツとした手で
お尻や太ももを触られている。
くすぐったいやら何やらで、どうにも落ち着かない。
『〜〜ッ…』
「……かーわい。」
赤くなった顔を覗き込まれる。私は今にも心臓が飛び出そうなのに、
お兄ちゃんは楽しそうにしてて、少しムカッとしてしまう。
『ッ、恥ずかしい…ばか…』
「はは、ごめんごめん。…明日も早いし、もう寝ようか」
お兄ちゃんに頭を撫でられる度に眠気が増していく
『ん……おにいちゃん』
「うん、おやすみ…A」
＿＿＿＿＿
＿＿
Noside
そして、Aが眠りについて2、3時間後、
五条はまた海外へとトんだ
五条は目的地に着くと勢いよく扉を開けて、
七海と虎杖がいるリビングのソファーにどかっと座る
あまりにもデカい溜息をつき、手で顔を覆い悶える五条。
帰ってきたと思ったら五条の話に
付き合わされる虎杖と七海の被害者2人。
「はぁぁぁ…まじでA可愛すぎでしょｯ…！！
もう駄目、結婚したい。手出したい。」
「うわぁ」
「警察署へどうぞ」
「そんなこと言うなって七海ぃー悠仁ぃー。
褒めてよ耐えたんだから！
あ、悠仁。僕のAが悠仁のこと考えてた。
後でマジしっぺね」
ビシッと虎杖を指さす五条
「え！？！？俺！？」
驚く虎杖。それに対して本を読みながら七海は呟いた
「シスコンはクソだ…」
交流会編↓
続く
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舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます٩( ᐛ )و (7月8日 15時) (
レス) @page33 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 絵がうますぎます！ (6月8日 6時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)
松野星月(プロフ) - 続き楽しみ！早くみたい (2022年12月30日 12時) (レス) @page37 id: 7e5eb61c5c (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 最後不意打ちでナナミンの「シスコンはクソだ…」にまじで吹いてしまいましたwww笑いを提供してくれてありがとうございます！ (2021年12月28日 22時) (レス) @page48 id: dd9bdc737b (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - ariaさん» 笑ってもらえて良かったです！笑笑 (2021年4月7日 22時) (レス) id: 6023f727dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：saya20071025 | 作成日時：2021年1月21日 20時
