66、有岡side ページ24
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萌「それから...。柚香がだいっきらいだった!人の彼氏とったくせにヘラヘラして、私のそばにいて。だから!柚香に、復讐しようと思った。柚香にも、同じ気持ちを味わせたかったの!」
「.....。」
萌から聞いた話は正直いって驚きしかなかった。
だって、柚香が人の彼氏をとる...?
ましてや萌の彼氏を?
いや、それはないはずだろ。だって柚香が誰よりも萌のことを大好きなの知ってるし。
だったらなんで。
あ。そういえば。1年の時、1時期おかしい時あったっけ?
帰り道ん時とかすっげえ元気なかった時が。
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『どうした?なんか今日元気なくね?』
神『え、?大丈夫だよ。げんきげんき!』
『なら、いいんだけど....。』
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たしか、俺が何聞いてもずっとはぐらかして、げんきとか言いながら、ずっと下向いて。俺の話は全然きいてなくて。
どう見ても空元気な時あったな。
あれ?そういえばあの時、萌が先輩と別れた時くらいじゃなかったっけ?
あん時、友達が彼氏と別れて悲しんでたからこんなにくらいのかな?くらいにしか思ってなかったけど、もしかしたら萌が言ってたことと関係あるのか?
先輩と抱き合ってた...。
くそっ。あん時話聞いてやればよかった。
ん、?でも待てよ。なんで。なんでだ?
「あのさ、」
萌「...なに?別れ話ならもうこれ以上ききたくない。」
「いや、違くて。あのさ、なんで俺と付き合うことが柚香への復讐になんの?」
萌「....は?」
「え?」
だって、おかしくね?
柚香にとって俺はただの幼馴染なのに。
俺が萌と付き合っても柚香への復讐にはならねぇだろ?
萌が、あんたばかなの?とでも言いたいような顔で俺の顔を冷ややかな目で見つめてくる。
だってしょうがねぇじゃん。意味わかんないんだし。
萌は1つため息をついてはなしはじめた。
萌「ほんとは、教えたくなかったけど。てか、大貴がこんなにバカだとは思わなかったわ。笑
あのね、柚香はね?ーーーーーーー。」
「え、?………………………………………
え、!!!????!!!」
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オムライス(プロフ) - 橙猫さん» ありがとうございます!!そう思っていただけて嬉しいです!!更新なるべく早くできるように頑張りますね! (2019年7月23日 19時) (レス) id: c59702fb89 (このIDを非表示/違反報告)
橙猫(プロフ) - 切ないんだけど、何故かキュンとするこのお話が大好きですっ!更新頑張ってください! (2019年7月23日 16時) (レス) id: f439995fb9 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年7月18日 20時) (レス) id: 6ed377ec8e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おむらいす | 作成日時:2019年7月17日 22時