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5話 ページ6

結「じゃあ行ってくるね!イタズラしちゃダメだよ!いい子で待っててね」


僕はそんなことしないよ、気を付けて


結「行ってきますっ!!」


『行ってらっしゃい!』


にゃ〜


さて、暇だな何をしようか


結月は僕を描くために絵の具を買いに行った


僕は楽しみにして待っていた


でも何時間が過ぎても帰ってこなかった


遅いな...なんか嫌な予感がする


僕はとっさに家を飛び出した


絵の具屋なんてわからなかったから色んな所を走った


女A「あらヤダ見て!あの猫、全身真っ黒よ」


女B「本当だ真っ黒!」


女A「縁起が悪い、さっさと保健所に電話しないと」

女B「まるで悪魔のようね」


僕は悪魔なんかじゃない!Aだ!!


早く会いたい!優しいあいつに、結月に!


しばらく走っているとポツポツと雨が降ってきた


全身ずぶ濡れになりながらも走った


すると奥に人集りが見えた


あそこの中にいるかもしれない!


予想通り結月はそこにいた


だが人集りの中ではなくその中心に


血を流して倒れていた


『結月!!!』


ニャー!!!


女C「キャー!黒猫!!」


男A「不吉な黒猫め!あっちに行け!」


『お前らこそあっち行け!結月が倒れているのになんで誰も助けない!?』


シャー!!


その人集りは何十人と人が集まっていたのにみんな携帯で写真を撮るだけ、救急車への電話なんてしてる人は1人もいなかった


女D「ねぇこの猫、瀬人さんの猫じゃない?」


男B「あー、確か猫飼ったって言ってたしな」


男C「黒猫飼うとかさすが変わり者w」


『うるさい!結月を悪く言うな!!』


シャー!


結「A?」


結月!!!


生きていたのか!


結「こんなに、濡れちゃって、風邪ひいちゃうよ、?」


彼女は僕に笑いかけた


結「ごめん、ね、Aの絵、描けなくて、ごめんね、」


謝るな!!これ以上謝ったら怒るぞ!


結「私なんかの、家族になってくれて、ありがとう、、!」


『嫌だ、行かないで結月!!僕を置いていかないで!』


にゃー


結「...」


お願いだよ、また名前を呼んで!


結「...」


うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

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作者名:和桜 | 作成日時:2020年3月29日 3時

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