検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:244 hit

3話 ページ4

あれから1週間がたった


相変わらずそいつは僕に虐待をする気配はない


僕はこいつを信じていいのか?


腹も減って限界だった


毎日毎日新しい水とご飯を目の前に置かれたらそりゃ我慢なんてできなくなる


少しだけ、少しだけなら大丈夫だろう


カリッ


僕はご飯をこの家に来て初めて口にした


結「食べた!!!」


ビクッ!


『うるさい!びっくりしただろ!』


シャー!


結「ごめん、つい嬉しくて大きな声出しちゃった笑」


なんなんだこいつは


結「そう言えば名前まだ決めてなかったよね!」


名前?僕にそんなものはいらない!どうせ悪魔とかだろ!


結「実は結構前から考えてたんだ〜」


聞いているのか!?


結「Aってのはどうかな?君にぴったりだと思うんだよね!」


A?それが僕の名前...?


結「気に入った?」


まぁ悪くは無い、でも僕に名前をつけるなんてどんな思考なんだこいつは


結「改めて、これからよろしくね!A」


A...名前って案外いいものかもしれないな

4話→←2話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 0.0/10 (0 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:オリジナル , , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:和桜 | 作成日時:2020年3月29日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。