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-youside-
貴がビビリなことは知ってた
よく一緒にいるといじってくるから今日はその仕返ししちゃおうかなーなんて
そしたらしっかりビビってて
「くるくるくるくるくる!なんで扉しめないんだよ、、、」
とか独り言
楽しくなっちゃって笑うとはっと我に返って
「ビビってねえし、、、、、」
ていう貴がとても可愛い
そうこうしてるうちに番組も終わった
「はぁー、楽しかったね!あの女の人がいきなり出てくるとこ!!!!油断してたから本当に怖かった〜」
「おう、、、」
完全に放心状態。笑
「ねえ貴怖かったんでしょ?バレバレだよ〜」
「だからそんなことないって」
全然認めないからこっちもムキになっちゃうよね
「へぇー、まあいいや。私眠くなっちゃったからもう寝るね。おやすみ〜」
「まって!俺も眠いから寝る!、、、、久しぶりだし一緒に寝てやってもいいけど、、、?」
焦りながらもスカした顔を作ってるのがおかしい
「いやいや!貴疲れてるでしょ?一人で広いとこで寝た方が疲れ取れるよ?おやすみ!」
って行こうとすると
「うるさい、今日は一緒に寝るの」
ヒョイっと私を持ち上げて寝室に向かう
「ちょっと何してんのよ!重いから!下ろして!」
「黙って、てか全然重くないし」
そういえばすごい筋肉あるんだよね
そのギャップにきゅんとしながらも、強引に一緒に寝たがるのが面白い
「何笑ってんの」
「ううん、私貴のこと大好き」
「なんだよ急に」
彼の耳が真っ赤になってたことは見逃さなかった
最高に不器用でかわいい私の彼氏
朝起きたらしっかり両手両足でホールドされてましたとさ
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作者名:あいりす x他1人 | 作成日時:2019年8月27日 3時