26.下着ドロ(上)との出会い ページ28
次はフランスの刑務所へ向かった
「今日からココがお前の部屋だ」
そう言われて入ると中には自分と同じ歳くらいの男がいた
「初めまして、僕はトロワっていいます。君みたいな可愛い子と同じ部屋なんて光栄だよ。」
『あ〜と、ありがとう?私はAっていうの。よろしく』
お互いに挨拶をして、質問をする
ト「いきなりだけど質問いいかな?」
『うん』
ト「今日の上の下着の色を教えて欲しいです」(キラン)
はぁ?!っと思わず口から出そうになったが何とか耐える
後々自分も質問するんだから此処は答えた方がいいよね
『ち、ちょっと待ってね〜。えと、今日は桃色だよ』
ト「桃色ですかぁ、貴方にピッタリの色ですね」
え、なんか疼いてるんだけど怖い
『わ、私も質問いいかな?』
ト「もちろん」
『トロワ君って何をしてここに来たの?』
ト「下着を盗ろうとしたら、ちょっとしくじっちゃって捕まっちゃいました」
笑顔で言っちゃってるけど要は下着泥棒って事だよね?
へ、そんな奴と同じ部屋に私を入れるって此処の看守はバカなの?
『あ〜そうなんだ(汗)』
どうしようめちゃくちゃリアクション取りづらいっ
ト「やっぱり女性からしたら気持ち悪いですよね」
そう言ってシュンとなるトロワ君
『気持ち悪いっていうか、ブラジャーの何がいいのかイマイチ分からないからリアクションが取りづらくて...』
ガシッ
いきなり肩を掴まれた
ト「女性なのにブラジャーの良さがわかっていない?!...いいですか、ブラジャーというのはですね_____ 」
と、ブラジャーに着いて延々と聞かされた
ていうかブラジャーの歴史ってなによ...
話し終えたトロワ君はどこかスッキリしている
それとは逆に私はゲッソリしていた
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作者名:うさぎ | 作成日時:2019年10月6日 18時