標的52 ページ9
結side
っあ〜
まだ眠い……
今日は少し早く起きて学校に向かっていた
恭弥とディノ兄を止めるためだ
いやだってあの人等絶対闘い続けてるし
絶対ロマーリオも止めてないし…
はぁ……あとでディノ兄に奢らせよう←
って嘘だけどね
私もクロームに会いに行かなきゃいけないからそんな時間ないし
in学校
あ……仕事もたまってたよ畜生←
んで屋上に向かう
わぁ………屋上の扉の前にいても凄いトンファーと鞭が混じり合う音が……
ｶﾞﾁｬ
扉を開けると私は絶句した
なんでって？
屋上がすげーボロボロだったから
結「お前ら……」
ディ「結！？」
雲「……」
結「ふざけんなぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ！」
ｶﾞﾝｯ
──────────
ディ「ってー！」
結「ほれ動くな、もっと痛くなるぞ」
今、二人を治療中です
どうやったらここまでなるんだ
ディ「お前が殴ったところが一番いてーんだけど」
結「ディノ兄五月蝿い」
屋上ホントに可哀想なほどにボロボロだったから恭弥とディノ兄の頭殴った
結「っていうか何でロマーリオも止めてくれないのっ！？これからも修行やるっつーのに！」
ロ「いやーわりぃなお嬢、草壁と話してたら………な？」
草「すいません結さん；」
結「っだー！もういい！ほれ恭弥！」
雲「…いい」
結「馬鹿か、まだ修行の時間あるのにこんなんで出来ないでしょ」
雲「………」
私がそう言うと恭弥が黙って近付いてきた
うん、素直でよろしい
結「うわーやっぱ恭弥も酷いなぁ………」
私が淡々と包帯巻いてたりしてたら
恭弥が私の腕を引っ張り私は恭弥の腕に納まった
なんかすごいデジャヴなんだけど…；
雲「…………昨日の夜、何かあった？」
ファ！？←
ディ「なにいってんだ恭弥、結に限ってそれは……」
結「何で解ったの！？」
雲「やっぱりね、いつもの結じゃない」
ディ「はぁぁぁぁぁぁぁぁあ！？」
うるさっ！
雲「何があったの」
まずい、ホントにまずい
結「………」
こーなったら…！
結「さよぉぉぉならぁぁぁぁぁぁあ！」
逃げるっ！黒曜に逃げるっ！
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作者名：五月雨@紫雲 | 作成日時：2013年6月16日 13時
