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結side
結「っん……」
目を覚ます
危ない危ない、結構フカフカのベッドだから真面目に寝ちゃったよ……
運良く一時間後に起きれたけど…
っていうか何でベルフェゴール君が私の横で寝てんの！？
起きたときまじでビビったよ…
結「よし……」
いつものポンチョを着て、窓を開け、窓枠に足を掛ける
ベル「待てよ」
うっわー……
結「やっぱ寝たふりだったかー……」
いやまぁ今ので起きない方が暗殺部隊としてどうかしてるけど
結「生憎、私にも帰る場所があるんでね。朝までに帰って来ないと母さんが心配するんだ」
あ、今は父さんもいるんだったな
結「まぁ、お礼は言っておくよ……ありがとうベルフェゴール君」
ベル「………」
何か喋るのを待っていたら、ベルフェゴール君が無言でこっちに近付いてきた
腕を引っ張られ、窓枠から下ろされる
ベル「じゃあこのリング争奪戦でヴァリアーを帰る場所にしてやるよ」
はい？
結「それは……どーいう？」
ベル「リング争奪戦で勝ってお前をこっちに来させるってことだし」
うーん……？
ベル「今度面と向かって会うときは『ベル』ってよべ……これ王子からの命令」
あ、ベルフェゴール君ってホントに王子だった忘れてた←
一瞬この人痛いわぁ…とか思っちゃった←
結「んー……じゃあ私が今度ベルフェゴール君と会うとき、君の前髪に隠れてるその目を見せてもらうよ」
私がお返しとでも言うように聞くと
ベルフェゴール君は「うーん」と唸りはじめた
ベル「まぁいっか、ししっ♪」
おぉホントか！
やったー←
するとベルフェゴール君は掴んでいた私の腕を引っ張り、ぐいっと引き寄せ……
ベル「……」
結「！？」
え、ちょ、なにこれ
唇になんか触れてる、しかもさっきより近いベルフェゴール君の顔………
世にいうキスってやつですか…そうですか
ふぁーすとだったんだけど……
ベルフェゴール君の顔が離れていく
ベル「絶対に手に入れてやるよ♪お姫様」
あぁもう……なんでイタリアの男ってこうキザなことが言えるんだろうか
結「そう//じゃあね///」
あー…暑い
今度こそ窓枠に足をかけ飛び降りて
家にかえった
((ししっ♪かーわい))
─────────
いや、はいすいません別にベル落ちにしたいわけじゃないです本当です。
他にオチはもう決めてありますから(｀･ω･´)←
ちょっと魔が差しただけですすいません
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作者名：五月雨@紫雲 | 作成日時：2013年6月16日 13時
