標的85 ページ43
ツ「５日後……」
10了「そうだ、それがボンゴレと同盟の首脳が立てた作戦だ。我々も足並を揃えてこの作戦に参加する必要がある」
ツ「５日後って……すぐだ…」
確かにリボーンの言うとおり……急かもね
10了「だがこの機を逃すと、次にいつミルフィオーレに対し有効な手立てを打てるか分からんのだ」
ラル「オレ達のアジトだっていつ見つかるかわからんのだ。早くて悪いことはない」
ツ「でも……なんか…こんなマフィアの戦争みたいなのに参加するって…オレ達の目的と違うっていうか……」
やっぱりツナは今も昔も変わんないね…
ラル「目的は入江正一を倒すことだろ？合致している！」
ツ「！……でも…」
リ「結がヴァリアーから来て了平がクロームをつれてきたことで、オレが出した条件もクリアしたしな」
ツ「条件…？」
獄「守護者集めッスよ、10代目！」
ツ「あっ、そういえば！！」
大空、嵐、雨、晴、雷、霧、雲、光………
結構順調に揃うものなんだね
山「よほどみんなの日頃の行いがいいんだな」
獄「バカか！！ノーテンキな言い方すんな！
ボンゴレの守護者としての宿命が、オレ達8名を引き合わせたんスよ」
ツ「(この人照れずに言ったーーーー！！)」
10結「プッ……w」
懐かしいなぁ、こんな小さいツナの心の中のツッコミww←心読んだ
10了「まあ他にも話すことはいくつかあるがそれは後だ………いいか沢田」
まだ了平、沢田呼びなんかしてたのか、紛らわしいからやめろってーの……
10了「たしかにこの作戦はボンゴレの存亡をかけた重要な戦いだ……
だが決行するかどうかはお前が決めろ」
ツ「なぁ！？オレがーーー！？」
10結「現在、ボンゴレの上層部は混乱してる、10年前の君達を信用しきったわけじゃないし、XANXUSたちもあくまでボンゴレ9代目の部隊っつー姿勢でね」
10了「おまえの一存で作戦が中止になるようなことはないだろう………
だが、このアジトのことは、ここの主であるボンゴレ10代目が決めるべきだと極限にオレが言っておいた！！」
ツ「(お……お兄さん…)」
リ「でかくなったな、了平」
10了「期限は本日中だ……中止の場合は首脳にオレが伝えにいく、しっかり頼んだぞ沢田！」
ツ「なっ、ちょっと」
10結「じゃあ私はクロームに会いに行ってくる
…………自分の意思を信じろ、ツナ。やるもやらないも君の自由だ」
ツ「！……姉さん…」
さて、癒やしのクロームに会いに行きますかー
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作者名：五月雨@紫雲 | 作成日時：2013年6月16日 13時
