標的67 ページ25
ツ「……………リングが…XANXUSの血を……拒んだんだ」
血を………拒んだ…
X「ぐふっ、さぞ…かし…いい気味だろうな！………ぶはっ…ハァハァ……そうだ
オレと老いぼれは、血なんて繋がっちゃいねぇ！！」
「………………」
全員が沈黙する
ツ「う……ハァ…………XANXUS………」
X「同情すんな！！カスが！！！」
ス「…オレにはわかるぞぉ…」
この声…………スクアーロ君
ス「おまえの裏切られた悔しさと恨みが……オレにはわかる」
そこからスクアーロ君がXANXUS君の事を語り出す
ツ「9代目が………裏切られてもおまえを殺さなかったのは……
最後までおまえを受け入れようとしていたからじゃないのか……？
9代目は血も掟も関係なく誰よりもおまえを認めていたはずだよ……
9代目はおまえのことを、本当の子供のように…((X「るせぇ！」
X「気色の悪い無償の愛など！！クソの役にも立つか！！」
XANXUS君………君は……
結「君はなんでそんなにも………」
我慢をしているんだい………？
X「オレが欲しいのはボスの座だけだ！！カスはオレを崇めてりゃいい！！オレを讃えてりゃいいんだ！！」
山「な…」
獄「なんて奴だ…」
ベ「かっきー」
X「ぐぁっ……ぐお…………！！ぐっ………」
XANXUS君の指から、カランと虚しく音をたてて大空のボンゴレリングが落ちる
チェ「XANXUS様！あなたにリングが適正か協議する必要があります」
X「だ……だまれ！！叶わねーなら道連れだ！！どいつもぶっ殺してやる！！」
チェ「XANXUS様！！」
ベ「大さんせーだボス、やろーぜ」
マ「当初の予定通りだよ」
獄「どこまで腐ってやがる！やらせるかよ！」
ベ「どいつも死に損ないじゃん………お、あっちにも」
恭弥がよろけながらもトンファーを持つ
ベ「しししっこりゃ1000％間違いなし、お前ら死んだわ」
獄「てめー見えてねーのか？2対6で、結さんはほぼ無傷だ！！分がわりーのはそっちだぜ？」
マ「2対6？何の事だい？光姫がそっちにつくとは限らないし、君達の相手はこの何十倍もの戦力だ」
そこで私の名前出しちゃいますー？
「！？」
マ「総勢50名の生えぬきのヴァリアー隊が、まもなくここに到着するのさ」
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作者名：五月雨@紫雲 | 作成日時：2013年6月16日 13時
