標的66 ページ24
ちょっと飛ばします
─────────
マーモンが守護者のリングを全て集めた。
ﾎﾞｳｯ
集められた七つのリングは炎を灯す
すると、
ｼﾞｭｩ
「！」
ｼﾞｭｩｩｩｳ
零地点突破の氷が溶けていった
マ「これだけではないよ、七つの完全なるボンゴレリングが継承されし時、リングは大いなる力を、新たなるブラッド・オブ・ボンゴレに授けると言われている」
ツ「！……ボンゴレの血に…？」
ツナの手の中にあった大空のボンゴレリングがなくなる
ベ「返してもらうぜ、これは正統後継者のリングだし」
ベル君か………
ベ「ボンゴレリング全部コンプ！」
マ「こっちも準備できたよ」
氷が完全に溶け、XANXUS君はそのまま地面に倒れる
ベ「おかえりボス！」
マ「いよいよだよ」
X「リングを……よこせ…」
ベ「もっちろん、これはあんな亜流のニセモノじゃなくて、9代目直系のボスこそふさわしいからね」
9代目直系………？
なんで、なんでこんなにこの言葉に違和感をおぼえるんだ？
XANXUS君は…………本当に……
ベ「どいつもこいつも新ボス誕生のために立ち会いごくろーさん」
マ「受け継がれしボンゴレの至宝よ、若きブラッド・オブ・ボンゴレに大いなる力を！」
ベル君がXANXUS君の指に大空のリングをはめる
駄目………
結「ダメだ………そんなことしたら……」
私はただ無意識に呟いていた
X「こ……これは……！！力だ！！！とめどなく力があふれやがる！！！」
なんか………ヤバい………
X「これがボンゴレの後継者の証！！ついに！！ついに叶ったぞ！！
これでオレはボンゴレの10代目に………………！！」
結「駄目だ！！！！」
何故かも解らないのに、ただただ無意識に………叫んでいた
X「がっ」
XANXUS君の身体中から、血が溢れ出した
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作者名：五月雨@紫雲 | 作成日時：2013年6月16日 13時
