標的65 ページ23
X「ド畜生がぁ！！」
結「………っ！」
私がツナとXANXUS君が戦っているところに行くとXANXUS君の顔には、古傷のようなあとが浮かび上がっていた。
私は動揺した。
こんなにも、苦しみと悲しみに憎しみと、怒り……
そんな感情にまみれた表情だった。
どうしたらこんなに……
X「それが……どうした！！」
すごくXANXUS君の目が血走っている
X「死ね！！！」
ﾄﾞｫ
ツナは何かの構えをしている、額には不規則な炎
あれが零地点突破
でも……………さっきから何度も使ってるみたいだし
ツ「………！！」
やっぱり避けた、炎を吸収しすぎるとパンクするしね
X「かっ消す！」
ｶﾞｯ
ツナとXANXUS君は手を組み合う
ツナは憤怒の炎に受けて立つみたい
ｶｯ
瞬間、二人の手が光り出す
ツナもなにかする気だね
ｺﾞｫｫｵｵ
そこら一帯に砂埃が立つ
結「………へぇ」
そこからXANXUS君が出て来る
が、XANXUS君の手を見ると
凍っていた
結「なるほど………」
あれが初代があみだした零地点突破
もち、コピー済み
やっぱセコい
X「ふざけやがって！！」
ﾊﾞｷｯ
XANXUS君は腕を振り上げ、自身の足に打ちつけ、氷を砕き出す
X「これごときで！！」
超ツ「無駄だXANXUS、これ以上やるのなら………
9代目につけられたその傷ではすまないぞ」
ツナも解ったか
X「だまれ！！オレは名にXの称号を持つ男、XANXUS！！！
てめーごときに屈すると思うか！！勝つのはオレだ！！
ボンゴレ10代目は！！このオレだ！！！」
ﾄﾞｽｯ
X「ぐあっ…………………ぐっ……」
ツ「いくぞ」
XANXUS君の前に立つツナ
ツ「零地点突破 初代エディション」
ﾋﾞｷﾋﾞｷ
XANXUS君が腕から凍っていく
ツ「………なぜだ…なんでお前は……」
X「うるせぇ！！老いぼれと同じことをほざくな！！」
ツ「9代目と………？」
ﾋﾞｭｵｵ
そして遂にXANXUS君は完全に凍っていたのだった
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作者名：五月雨@紫雲 | 作成日時：2013年6月16日 13時
