標的64 ページ22
in雨のフィールド
恭弥と一緒に………ってふらついてたから肩かしたけど
雨のフィールドに行くとそこにはデスヒーターで苦しんでいる武がいた
結「ポール倒すの頼める？」
雲「………」
ｶﾞﾝｯｶﾞｷﾝｯ
私が頼むと恭弥は無言でトンファーでポールを殴り始めた
ﾄﾞｫﾝ
お、倒れた
地面に落ちた雨のリングを拾って武にわたす
結「ほい」
山「ハァ…ハァ……ふ〜いやーまいった………サンキュ！助かったぜ雲雀、結」
雨のリングをリストバンドのくぼみにはめ、一安心という風に笑ってみせる武
雲「校内で死なれると風紀が乱れるんだ。死ぬなら外へ行ってもらう」
山「あはは、なんだそりゃ」
さすが武、いつでも爽やかに笑ってる
すごいよね、その精神
私が肩をかさずに恭弥が立つと、まだ完全に解毒されていないのかフラフラして、柱にぶつかった
結「あ、恭弥……」
山「おい、大丈夫か？」
雲「何のことだい？」
山/結「………；」
毒がまわっていても自分のプライドを崩さない恭弥
山「交代だ！こっからはオレが引き受けた」
そういって武は立ち上がり、時雨金時我入っている袋をぐっと握る
結「恭弥、リング出して」
私が恭弥の前に手を出すと、雲のリングを渡してくれる
結「じゃ、光と雲は任せた…あと、クロームがまだ解毒されてない、助けにいって」
山「おう、任せとけ！」
武はまた爽やかにわらって行った
結「で、恭弥大丈夫？腕斬られたでしょ？」
雲「別に………！」
また誤魔化そうとする恭弥をみて傷を指でつっつくと恭弥が苦痛に顔を少し歪める
雲「咬み殺す」
結「わぁー！ごめんごめん！！無理な我慢してるとそのうち体壊すよ？」
片手にトンファーをかまえたままで恭弥は無言になる
なんか怖いんだけど……；
結「ちょっと私、大空の方見てくる………無理、しないでね？」
恭弥を座らせて、ツナとXANXUS君が戦っている中庭に向かう
──────────
ちょっと雑談
はい！読んでくださっている読者様、どうもです
ところで、この小説の主人公、沢田結さんが
味方は呼び捨て、敵は「君」か「さん(？)」付けなのに気付いていますか？
黒曜編の最初の方でも骸は「君」付けでしたし、
今もスクアーロ君、XANXUS君、ベル君なんですよね
あ、レヴィは気にくわなかったのでオッサンです
マーモンは堕作者がほかの争奪戦すっ飛ばした所為で呼んでもないですしおすし←
ルッスは、最初の方「さん」付けしてた気がする←
小設定でした
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作者名：五月雨@紫雲 | 作成日時：2013年6月16日 13時
