標的57 ページ14
結side
クロームは泣き疲れて寝ていた
うん、可愛い←
結「…！」
何かの気配…
でも……存在はしてない、精神だけ
こんな妙な気配は……
結「君しかいないね、骸」
そう言った途端、クロームの体が霧に包まれる
───クフフ…───
結「早く出てきて」
骸「ずいぶんと急かしますねぇ…」
クロームの眼帯が取れ、骸になった
結「で？何のよう？」
すこし睨みながら言う
何で睨んでるかって？何となくだよ←
でも、何で私急かしたんだろ…
そんなつもりなかったけど……
骸「おやおや怖いですねぇ、様子を見に来たのですよ」
結「はぁ？様子って…」
骸「クロームと結がうまくやっているかですよ」
……こいっつ……！
結「そう…そーんなに私が信用ならないの？」
いじけてやった
骸「そ、そういう訳ではありません！そもそも信用していなかったら頼みませんし」
焦る骸が可笑しくなってきて、そっぽを向いてツンとしてやった
あれ？S…？ww
骸「き、機嫌なおしてください……//(頬膨らませていじけるって…可愛いです//)」
結「まぁ、いいよ………クロームは任せておいて……あと、今日からもう争奪戦始まるから………私もう帰るね、クロームによろしく」
そう言い残し部屋から出て行こうとする
けど引っ張られる感じがする
今日何度目かの感覚
また、これかよ
はい……骸の腕の中にいます…；
もう流石に慣れたよ
骸「どうしたんですか？いつもと雰囲気が違います」
あーっ！何で皆わかるんだよっっ！
もう飽きたよその話題飽きたよっ！
読者の皆様も飽きたよっ！←
結「はぁーっ……」
骸「溜め息ですか……それに普通こんな事されると結は顔を赤らめるはずですよ？ほかの男にもされましたか？」
こいつはなんでこんなにわかるんだよっ！
ストーカーか何かか！？
結「もういい、骸に全部話す」
〜説明中〜←
骸「そうですか……ヴァリアーと雲雀恭弥ですか
堕としてきます」
結「いや！いいから！！」
ふー危ない、恭弥と闘うのはいろいろ危なし
骸「だいたい結は女としての自覚がなさすぎです」
はい？
結「女としての自覚なんて前からあるし」
もー帰ろうか……家に←
学校行けって？残念、もう夕方でした←
結「私はもう帰るよ、じゃあね」
骸「待ってください」
結「何？早めにすまし………」
なんか前にもあったような感覚
またキス…しやがった！
骸「消毒です」
な、な
結「何が消毒だこのナッポぉぉおおおお！」
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作者名：五月雨@紫雲 | 作成日時：2013年6月16日 13時
