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クロームside
私の過去を……？
どうしよう、内臓を………骸様の幻覚で延命してるなんて知ったら……
気味悪がれる……？
結に嫌われる……？
怖い………！
結side
─過去を見た─
そういったままクロームを抱きしめているとクロームの肩が小刻みに震えているのに気付いた
『怖い…！』
ん……！？何か聞こえる
その声はとても小さかった
耳を澄ますともっと聞こえてくる
『結に嫌われるのが………怖い！』
これ………クロームの心……！
『気味悪がれる……！』
そっか……能力か……
クローム……こんなに怖がってる…
私はクロームの……凪の頭を撫でた
ク「！」
結「大丈夫……大丈夫だよ…凪………君を嫌ったりなんかしない」
ク「結は……私が……必要…？」
凪は消え入りそうな震えた声で言った
結「うん、必要…大切………もちろん骸も君が凄く大切………頼って？何でも言って？泣いていいよ……」
私がまた頭を撫でると、少しずつ凪の嗚咽が聞こえてくる、それと同時に私の肩が濡れるのもわかる
ク「うぁ………うぅ……結…」
結「何…？」
ク「怖かった…！私……皆に嫌われるのが…！」
結「大丈夫………怖がらなくていい」
ク「うぁぁ………！」
それから凪は、小さな声でたくさん泣いていた
───────
何故あそこで嗚咽を使った私…(´･ω･`)←
シリアスってむずい……
次は骸のターンですよ！←
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作者名：五月雨@紫雲 | 作成日時：2013年6月16日 13時
