【文スト】貴方に出会えて、知ったこと。【宮沢賢治】

この感情の名前は・・・。 ページ11

光代side



「すみません、中原幹部、ケンジさんのもとに行ってきます。」



という置手紙を置いて勝手に探偵社へ向かう。



あれから三日が経った。動いても大丈夫になった、探偵社の治癒異能の賜物だ。



しかし、ケンジさんにお礼を言っていない。だから、今から行くのである。



少し歩いたところで金髪で麦わら帽子を付けた少年ー宮沢賢治を見つけ私は少し胸がどきどきした。



最近変だ、そう思いながら私はその背中に



「すいません、少しお時間良いですか？」


そおう、問うと振り返り嬉しそうに笑顔の花を咲かせるケンジさん。



再び胸が高鳴る。



「光代さん！！もう大丈夫ですか？動いて良いですか？」



そう聞くケンジさんに私は微笑んで



「ええ、大丈夫ですよ。ご心配をおかけしました。」




そう答えた。






彼の笑顔は素敵だ、見る度に心が踊らされる。









そんな感情に私は＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿









なんていう名前を付けようか？







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

アイムソーリー。私も何したいか分からんくなってきた。
次よろしく、バイパー。

”好き”？→←気づいた胸の鼓動

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す