2話 ページ2
私とドンヘくんが付き合い始めたのは3ヶ月前。
私の仕事はSuper Junior専属スタイリスト。
そのためドンへくんとはよくおしゃべりをしてた。
人懐っこくて可愛いドンヘくんが気になっていたところ、ドンヘくんから猛アタックを受けてお付き合いすることに。
その時は夢のようでうかれていたけれど
彼氏いない歴=年齢だった私にとって、初めての彼氏がスーパーアイドルなんてハードルが高かったのかもしれない。
「もっと慎重に考えるべきだったかな。」
なんていまさらプチ後悔。
「何をもっと考えるべきだったの?」
「んー、それは私とドンヘくんが…って、ドンヘくん!?」
「ただいま、ヌナ」
いつのまにやら帰ってきたドンヘくんに驚きながら
少し気まづくて顔をそらしながら
「お、おかえりなさい…」
と一応あいさつ。
「なんで顔そらすの?俺なんか…ってもしかしてあれみたの?」
ドンヘくんのいうあれとはきっとさっき見たあれのことであろう。
でも、でも、こんなことですねてるなんて年下に知られたくない!という可愛くない私の意地が出て
「なんのこと?さっ、チャチャッとご飯作るよ!なにがいい?」
と普段どうりに振舞った。つもり…
「ふーん。なんのこと、ね。」
ちょっとあやしんでいるような目で私を見るドンヘくんに耐えられなくなって、
「わ、私の好きなもの作っちゃうね…?」
そう言ってキッチンに逃げようとしたけどそれはドンヘくんによって遮られてしまって
「ねぇヌナ、俺ヌナが食べたい」
なんて耳元で囁くから息がかかってくすぐったくて
「んぁ…」
なんて甘い声が私の口からもれてしまった。
「ん、ヌナもその気じゃん」
なんてルンルンで私をベットに運ぶドンヘくんを止められるすべなんて私は知らなくて
その後激しく愛されてしまえばテレビのことなんて頭から出ていってしまって
横ですやすや眠るドンへくんをすこし恨めしく思いながらも、
「まだ私のところに帰ってきてくれるうちは、いっか」
なんて甘いことを考えている私は
きっとこの人から抜け出せない。
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作者名:ありんこ | 作成日時:2015年12月11日 17時