愛情依存症候群

症候群22 ページ24

*








ナ｢はあぁぁぁ!!?付き合う事になっただあ!!?｣




｢Σ何で怒ってんの!!?｣









いつの間にかHRの時間で、大慌てで教室に滑り込んだ。




更に、目の前にナツメが仁王立ち。




まさに般若の如く怒りに体を震わせていたのはもう目に焼きついて離れない...







空気の読めない私はあなやそこでカミングアウト。






ナツメに火がついた←





火に油を注ぐとはこの事です。


反省しよう。









ナ｢あ、あんたっ...私がどれだけ心配したとっ...!!!｣




｢Σ泣いてんの!!?｣




忙しいな!!!




ナ｢それをあんたは、のこのことっ...!!!!｣





あ、やべ。怒ってる...







｢あ!ナ、ナツメに言わなきゃいけない事が!!｣





ナ｢何だ、またアホな事抜かしたら...｣





｢わわわ!あ、あのさ、えっと...｣







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｢病気...なんだよね｣





ｶﾞｼｯ






僅か0.3秒、肩を掴まれ揺さぶられる私...







ナ｢何の病気!?治る!?辛くないの!!?何か出来る事ある!!!?｣






｢とっ...りあ、えずっ、はなしっ...｣





ナ｢っ、Aーーーー!!!｣





大泣きしながら抱き着かれる。




ふつーに痛い...







｢よ、よしよし｣





ナ｢っ、ずっと助けられてばっか!!親友のくせして、な、何にも言わんし!ほ、ほんとに心配でっ..!!!｣





｢う、ん...っ、うん、ごめっ...〜〜ナツメェェェ｣






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ずっと待っててくれた。





それがただ嬉しくて、2人でわーわー泣きあった。






昔から助けられてばっかなのはきっと、私なんだ。





ナツメが居てくれるだけで、陽が差した。





向日葵のような笑顔が、ずっと大好きだから。








いつまでも笑っていて欲しかったんだ。








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蒼｢...入んなくて良いのかよ｣




光｢そう言う蒼空こそ｣




蒼｢あそこに入るとかKYだろ｣




光｢うん。｣




蒼｢...戻るか。保冷剤用意しとかないと｣





光｢!ｸｽ...あ｣









(あの2人、授業間に合うかな)

((.....))

(...1時間くらい大丈夫だろ)

(風紀委員長が言った笑)

(お前は生徒会副会長でしょ)

((.....))

(黙っとこっか)

(...おう)

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