症候群13 ページ14
*
〜luz saide〜
受付に行って、事情を説明する。
でもやっぱり上手くはいかず、苛立ちが高まる。
「彼女の知り合いなんです、お願いしますっ!!」
看「そう仰られましても...個人情報ですので...」
困った様に笑う看護師に、申し訳なさと苛立ちが募る。
どうしたら、病気についてわかる...?
蒼「...あの」
看「はい...?」
蒼「担当医さんだけでも。あとは、何とかしますんで」
そう言うと、看護師は黙り込んだ。
...やっぱりダメだよな。
また、一から____________
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看「...心臓外科の、伊東先生、です...」
蒼「い、とう...」
その言葉に、蒼空がば、っと顔を上げた。
驚いた顔色で、いきなりダッシュする蒼空。
って、え。
「Σちょっ!?ここ病院!!」
ペコリと一礼して、慌てて追いかける。
あ、走ってないよ、競歩←
はぐれないよう必死でおいかける。
ふと、蒼空が1つの扉の前で止まる。
「ここ...?」
蒼「...」
蒼空が黙ったまま、扉を開いた。
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___________「やっぱり来たんだ」
なびく病院特有の白いカーテン。
その前には長身の白衣を着た男性。
柔らかく、笑みを受けべて立っていた。
蒼「久しぶりだな、叶汰」
そう言って安心した様にその人に笑った。
伊「初めまして。僕は蒼空の従兄弟で、彼女の担当医の伊東 叶汰です」
優しい声色と表情で、穏やかに言葉を並べた。
「あの、Aちゃんの事、教えて貰えませんかっ...!」
そう言うと、笑みを深め口を開いた。
伊「好きなんだ。いやぁ〜、青春だなあ...」
ほけほけと笑いながら、椅子を2つ運んでくれる。
伊「...想像してるのより、しんどいけど」
僕と蒼空が腰掛けると、真剣な表情になった。
3人の間に風が回って抜けてゆく。
蒼「あいつ妹みたいなもんだから。守ってやんないと」
ぽつり。
蒼空が言葉を零した。
そして、こっちを横目で見る。
わかってるよ、と苦笑する。
「オレは、Aちゃんが好きです。だから..._______」
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"どんな事でも、受け入れます"
(彼は一途です)
(攻略が難しい分、好きになればとことんです)
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澪夜&淡海(プロフ) - 空眞さん» 声を使いわけておられる所から凄い!もう切ない!大人っぽくて柔らかい声で!純情ですね、可愛らしい!!もうぜひ聞いてみて下さい! (2016年7月25日 19時) (レス) id: 1b373240ba (このIDを非表示/違反報告)
空眞 - ↓すいません。恥ずかしくてうってるうちにえぱになりました(土下座) ドミノ倒しも今後、聞こうと思います! (2016年7月25日 19時) (レス) id: 7c1d478345 (このIDを非表示/違反報告)
空眞 - 澪夜&淡海さん» シンデレラ・パラドックス聞きました!歌詞の切なさとluzさんの声がブワッときますね!(訳:感動)四字熟語系はえrかったです///お、お、おぱお、えぱ((略 (2016年7月25日 19時) (レス) id: 7c1d478345 (このIDを非表示/違反報告)
澪夜&淡海(プロフ) - ひなきち@るすなーさん» 初コメありがとうございます!このコメは凄い嬉しかったです、頑張ります! (2016年7月8日 0時) (レス) id: 1b373240ba (このIDを非表示/違反報告)
ひなきち@るすなー(プロフ) - 初コメ失礼します。これるすなーにはたまらんやつですなぁ( *´艸`) これからも頑張ってください!! (2016年7月7日 20時) (レス) id: 912e735cae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澪夜&淡海 | 作成日時:2016年3月1日 0時