検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:15,912 hit
最初から持っていたわけではなかった。

最初の頃の私はそれこそ普通の女の子で、学校に通う他の女の子達と、何ら代わり映えなかった。


なんなら他の女の子達に比べて頭も運動神経も悪かったし、結構強めのマイペースの気質があって友達らしい友達も作れなかった。

偶に女の子に話しかけられてもその場しのぎ。私はただの代替品だった。でも、唯一になる努力もしなかったから、それはそれで仕方のないことだと諦めが付いた。


その日常に違和感を感じ始めたのは高校生になったばかりの時。

その頃から少しずつ、デジャヴを感じることが増えていった。既視感。一度経験したことがあることをもう一度体験したときに感じるあの感覚。それも決まって私がやり直したいと思ったとき。

その日の失敗をなかったことにして、失敗する前からやり直して回避するような、そんなことが少しずつ増えていった。


まるで──ゲームの、セーブとロードを繰り返しているような。


それが確かな事実だと理解したのは半年が経った頃。

あんまり現実味がなかったんでなかなか信じられずにいたけれど、その頃には、私は自分の意志で、それが行えるようになってしまっていた。執筆状態:更新停止中

苗字、あだ名の設定が可能 (設定する)未設定















おもしろ度の評価
  • Currently 9.98/10

点数: 10.0/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
147人がお気に入り
設定タグ:夢小説 , 名探偵コナン   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

- コナンくんが最高にかわいい (2018年10月8日 23時) (レス) id: 4b69ef8b89 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - はじめまして!とても面白くて読み始めたら止まりますせんでした!これからも応援しています! (2018年10月4日 17時) (レス) id: c2c9e9fdb1 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:せぶろ | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年10月2日 10時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。