自傷行為に依存した少女は恋に依存中。【食満留三郎】

＊５話＊ ページ5

ーーーー伊作sideーーーー


あはは…、スルーしたけど、大丈夫かなー…。
あの子絶対に怪しんでたよね…。
何とかなると、良いけど。


ーーーー綾部sideーーーー


伊作先輩に預けたけど…
にしても、暇だな…
やっぱり穴掘ろうーっと。そう思ったときに声をかけられた


「おい、綾部。伊作を知らないか。」


「伊作先輩なら、天女といますよ。えっと…、……食満先輩。」


それだけ言うと食満先輩は何かを悟ってくれた


食満「天女か…、見に行く…。」




ーーーー食満sideーーーー


今、やっと医務室に着いたところだ。
伊作が変になっていないことに賭けて扉を開ける
すると、障子裏に人の影があるのがわかった


「…伊作。」


友人の名前を呼び障子を開ける
開けた障子の先には知らない女がいた


『いやー！？変態！！変態ー！！お巡りさんを呼ぶわよ！！』


なんとも可愛い姿に惚れそu…いや、騙されそうだ。
その場に伊作は居なかったのが、惜しい…！！

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