４ ページ6
ジェ「だから！ 本当だって！」
『いやいやいやいや！』
ジェ「……さっきの、先生、見ただろう？ 僕が、魔法をかけたんだ！」
ジェームズは胸を張ってどや顔をする。
『あの、コンなんとかってやつ？』
シリ「コンファンド。……そうだよ。だから、僕たちは魔法使いなんだ。」
シリウスが少しイライラしたように言う。
ジェ「……じゃあ、見ててね！」
ジェームズはそういうなり、木の棒？みたいなのものを取り出して、
地面に落ちている、枯れ葉に向けて、
「ウィンガーディアムレビオーサ！」
・・・枯れ葉が浮いた！
『うそ！！！！』
シリ「本当だ。……これで、もういいかい？ これ以上魔法を使うのは、あまりよろしくないんでね。……次の話に進めるよ。」
ちょっと納得いかないけど、、でも、魔法があったら素晴らしい。
それに、この後私はどうなるのか知りたいし！
『分かった。』
シリ「僕たちは魔法使いだ。……僕たちには治せなくても、きっと、君の足は魔法で治せるはずだ。」
『……ほんとに？』
ジェ「うん！」
私、また、歩けるの？
そう思うと、一気に気持ちが昂る。
ジェ「嬉しそうだね！ 良かった！ それに、笑顔が可愛いね！」
ジェームズがにっこりと笑う。
笑顔？？ ・・・私、笑ってるの？
なんだか、ずっと笑ってなかったから、顔の筋肉がうまく機能しないけど。。
シリ「もう一つ、君を、若返らせることができる。」
『どうやって？ 魔法で？』
ジェ「いや、僕たちが作ったタイムターナーでさ！！」
ジェームズはまたもどや顔。。笑
『タイムターナー？』
シリ「正確に言うと、タイムターナーじゃないんだけどね。(笑」
ジェ「タイムターナーって言うのは、時間を巻き戻すものなんだ！ 魔法省が作っているのはそれさ！ ……でも、僕たちは少し違うものを作った。……これは、使った人の時間を巻き戻すんだ！」
うーん。。
なんだか、難しいけど。。
半分は理解した。うん。
魔法省とかはよく分からないけど。。
シリ「ただ、保証はできないんだ。」
シリウスがズバッと言った。
『どういう事？』
シリ「これは、僕たちが作ったもので、自信はあるんだけど……それでも、万が一。。。」
『……それでもいい。それでもいいから！』
私はシリウスに頼み込んだ。
シリ「……うーん、、」
ジェ「その勇気があるなら大丈夫さ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 84人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
皐月(プロフ) - ハルさん» 一気に更新しました！笑 書き始めたら止まらなくて！笑笑 ありがとうございます！！ 変人じゃないですよ！そんなこと言ったら私も変人← (2016年12月11日 18時) (
レス) id: f0f433f416 (このIDを非表示/違反報告)
ハル - わぁぁぁぁ///めっちゃ更新されてる！！めっちゃ面白かったしドキドキです…！シリウスと主人公の絡みがもーたまりません←…ちょっと私変人みたいですね笑 (2016年12月11日 18時) (レス) id: 183561793f (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - ハルさん» 少しでも癒しになれてるならとっても嬉しいです！！(*´ω｀*) (2016年12月11日 15時) (レス) id: f0f433f416 (このIDを非表示/違反報告)
ハル - こちらこそありがとうございますですよ！(^^)すごい癒しです…笑 (2016年12月8日 19時) (レス) id: 183561793f (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - ハルさん» サマなんて！笑笑 なるべくキャラ崩壊しないように頑張ってます！笑笑 もうほんとに嬉しいですハルさん、本当にありがとうございます！！！(*^▽^*) (2016年12月7日 15時) (レス) id: f0f433f416 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：皐月 | 作成日時：2016年11月23日 11時
