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【??サイド】



今日は高校の入学式、

僕も今日から晴れて高校生になる。



高校も公立を選んだ、

お父さんにバレたら怒らえるだろうな。



そんなことを思いながら

クラス分けの書かれている掲示板前まで行く。



入学式というイベントで集まった人混みの中を

誰にもぶつからないように避けながら進む。




人混みが嫌い、

常に自分が見られてるみたいだから。




途中で見かけた入学式の看板の行列も通り過ぎる。




写真が嫌い、

その時のことを鮮明に思い出せてしまうから。




教室を行く途中で『影山飛雄』を見つけて

自分に似た1人の人間を思い出す。




天才が嫌い、

勝手な想像を押し付けられるから。




ついでに去年まで『影山飛雄』と

同じコートに立っていたあいつを思い出す。




兄が嫌い、

助けてくれなかったから。




??「・・・誰か」



僕はこの後に続く言葉を言えず、

また自分の席で静かに時間を過ぎるのを待っていた。







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※オリキャラが沢山登場します

 苦手な方はUターンをお願いします!


※小説初心者を心に刻んでからお読みください!執筆状態:連載中



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作者名:sattun2007 | 作成日時:2023年5月15日 7時

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