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Aside
王都から戻り、部屋へ戻った後。
「......A」
「ッはい！」
兵長に急に名前を呼ばれてびっくりした。
急に呼ばれたからびっくりした、というのもあるけれど......
兵長は静かに私の方へ歩み寄って来る。
まるで猫みたい。
急に距離を詰められ、互いの顔がとても近くなる。
兵長はとても真剣な顔つきで、見てるこっちまで強張ってしまいそう。
......この顔が、私はダメだ。
出会った時から、付き合ってからもずっと......
私は兵長のこの真剣な目つきに、後ろめたさを感じてしまう。
その度に、自分の矮小さを見せつけられているような感じがして......
「お前の吸血衝動は、血を飲むまで収まらないのか？」
「は、はい......」
「だったら、俺の血を飲め。」
ーーーはい？
「今、なんと......」
「俺の血を飲めばいいだろ、といった。」
何で？
ていうか、申し訳ない。
「いやいやいや、そんなんできませんよ！？申し訳なさすぎますし！」
「ただで、とは言ってないぞ。」
ッ確かに......
じゃあ、何？
代わりに何か、私が兵長に奉仕するとか......？
「一回吸ったその日は、俺にキス一つと一晩の添い寝をしろ。」
「え」
ちょっと待ってください......？
「なおさら出来ません！それに、自分の血を吸えば兵長が貧血にならなくて済みます！」
「ほう......？俺が、一回血を吸われたくらいで貧血を起こすと？それとも、そんなにお前は飲むのか？」
「ッ......」
なにその自信......
でも......
ーーー『いいじゃない、彼の血を貰えば。私もそっちの方が満足するわ。』
私のココロの中に住み着いている“彼女”がそう私に言い聞かせる。
「......」
「どうするんだ？」
「え、と......これからは、血をいただいてもいいですか？」
兵長から血をいただくことで、衝動の回数を少しでも抑えられるかもしれない。
それに、自身の血を飲むときよりも少量の血で収まるかもしれない。
それを考えての事だった。
「そうか......じゃあ、」
そう言われて、突然兵長にキスをされた。
「き、今日はまだ血を吸ってないですよ！？」
「昨夜の分だ。俺は見ただけだからキスだけにしといたが、何か？それとも、恋人にキスをするのはおかしいか？」
何も言い返せなかった。
ただ、私はこの時、終始真っ赤だっただろう。
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emiria(プロフ) - 真依いちごさん» 返信遅くなってすみません！うおおおおおっめっちゃやる気出てきました！ありがとうございます！！！いちごさんの推測通り、紅魔館メンバーを登場させてみました！可愛いですよね、フランちゃん...(´艸｀*)リヴァイ兵長もありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年11月22日 14時) (
レス) id: e31448c8fa (このIDを非表示/違反報告)
真依いちご - emiriaさん» この小説面白いです！テスト頑張ってください！もしかして、東方好きですか？レミリアとか、フランとか出てますけど。違かったらすみません！面白いです！リヴァイ兵長からも一言！「おい。emiria。頑張れよ。」だそうです！頑張れ！ (2019年11月18日 23時) (レス) id: b847c3d297 (このIDを非表示/違反報告)
emiria(プロフ) - 返信遅くなってしまいすみません。ありがとうごさいます！！これからも頑張ります(≧▽≦) (2019年10月27日 10時) (レス) id: e31448c8fa (このIDを非表示/違反報告)
ナオ - めちゃめちゃ面白いです！！これからも頑張ってください！！！！ (2019年10月26日 9時) (レス) id: 1a6e68d0a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：emiria | 作成日時：2019年10月13日 9時
