占いツクール
検索窓
今日:4 hit、昨日:17 hit、合計:19,625 hit

用心深い ページ12

「ちょっとA!?」
「だから言わんこっちゃない……」

俺の横でマチが呆れた顔でため息をついている。
床に寝そべるAを抱え、巻物へ目を向けると気を失っているAからも容赦なく(オーラ)を奪っていっている。

「団長、どうする?」

団長へ視線を移すと目頭を押さえ呆れている様だった。

「ったくほんと世話の焼ける女だな」
「ノブナガ発言に気をつけて」

ノブナガを睨むと、そそくさと目を逸らす。なんでこうノブナガは言葉遣いが乱暴なんだ。

「このまま寝かせておいて出発するの? それはそれで心配なんだけど」

確かに。マチの言葉に納得し、頷く。予め睡眠時間を逆算して計画的に眠るのとは違い、今回はいつ目が覚めるか分からない。
でも旅団全員集まってする仕事、それに穴を空ける訳にもいかない。

「団長、どうしましょう?」
「……出発はする。Aは寝かせたまま連れて行く」
「本当? そう出来るならその方がいいよ」

このまま一人寝かせて置いて行くぐらいなら、俺がおぶってでも連れていくつもりだったから団長の言葉に胸を撫で下ろす。

「お前が反対すると思ってな」
「あはは、バレてたか」
「なんだオメーらやっと付き合っ……」
「ってないよ! 放っておいて!」

付き合うとか付き合わないとかそんなのに拘っているんじゃなく、Aが俺のことを好きだと認めてほしい。
それがあれば、Aの気持ちさえ知れれば、別にAの彼氏じゃなくたって構わない。
ただそれだけなのに、Aは絶対に俺を好きだとは認めない。俺の何がそんなに駄目なんだろうか。俺に対する態度を見てると、他に好きな人が居るとも思えないのに。

.

秘密の愛→←無駄なこと



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
27人がお気に入り
設定キーワード:幻影旅団 , シャルナーク , HUNTER×HUNTER
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:咲月 | 作成日時:2020年1月8日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。