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無駄なこと ページ11

あれから、フランクリンやノブナガも加わり出発の前々日になった。他のメンバーは前日までには来るらしい。
ホールの真ん中で、皆に見せつける様に巻物へ(オーラ)を送る準備をする。

「これが終わったは十二時間ほど寝て、起きたら皆に(オーラ)を送るね」
「ねぇA、本当にする気? せめてもう少し人数減らそうよ」
「だめだめシャル、これは団長命令でしょ?」
「命令じゃなくてAが頼み込んだんでしょ」

シャルはこの調子でずっと心配してくれているけど、私はやっぱりこの広い建物の中一人待っているのは怖くて仕方ない。それならせめて、夢の中で皆に会って待っていたい。

「とりあえず、ぱぱっとこれ終わらせちゃうね」

そう言い、いつもの様に巻物へ(オーラ)を送る。
最初の頃に感じていた吸い尽くされる様な違和感は無くなり、私自身もこの巻物に必要な(オーラ)の量や必要な時間を把握出来るようになり、(オーラ)を送ってすぐに気を失わない様にすることが出来るようになっていた。
つまり私は学習して成長していた、はずだったのに……

「シャ、シャルどうしよう……」

もういつもの時間はとっくに過ぎているのに、(オーラ)を送るのを止めているのに、巻物が私の身体から(オーラ)を奪っていく。

「A? どうしたの?」
「いつもならもう終わる時間だから(オーラ)を送るの辞めてるのに、巻物が私の(オーラ)を吸い付くす……」

そう話しながらも意識は少しづつ遠くなっていく。全身から急激に(オーラ)が吸い取られ、頭の中がぐらぐらと揺れている。

「え?」
「ごめ……やっぱ……シャルの言……聞いて……よかっ……た……」

こうして私は“気絶”という名の睡眠へと引きずり込まれてしまった。

.

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作者名:咲月 | 作成日時:2020年1月8日 0時

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