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岩「…まぁ、そうだな。本当だな。」
目「…なんで、A泣いてたんすか?」
岩「…知らない。理由は聞いてねぇから。」
目「…そうなんすか。
で、なんで、抱き締めたりとか、」
岩「てか、俺も聞きたいことあんだけど。
目黒。」
目「…なんすか?」
岩「…お前、もしかしてAにトレーニング
やめろとか言った?」
向「え、めめが?」
目「……言いました。
なんでですか?」
岩「…だよな。Aが昨日、
俺に私にはキツかったみたいだから
トレーニングやめますって
言いに来たからさ。」
目「……そうなんすか。」
岩「お前、馬鹿なんじゃないの?
いくら、彼氏だからって
そこまで彼女のやることに
制限してA泣かすなんてさ。」
目「は?…泣いてたって、」
岩「明らかに昨日、泣いた後っぽかったけど。
最悪だな、お前。」
渡「あ、おい!照!」
目「……じゃあ、俺も言いますけど、
普通、いくら泣いてるからって
彼氏がいる好きでもない女のこと抱き締めるなんて
しないと思います。
やめてもらっていいですか?」
向「めめも、やめぇって!」
岩「…別に。
普通にすんじゃね?
……てか、俺はAのこと
好きだし。」
向「え、照兄!?」
目「…飲みすぎじゃないんすか?」
岩「…酔ってねぇけど。
だから、目黒がAそんな泣かせるなら
俺がもらうから。」
グイッ
目「っ!!!本当に酔ってないんすか?」
向「めめ!!」
岩「だから、そうだって言ってんだろ。
つか、早く手離せよ。
…まぁ、そういうことだから。
康二、ごちそうさま。
俺、もう帰るわ。」
向「あ、照兄!?」
渡「照!!待てって!!
あ、康二、そっち頼むわ!
俺も今日は帰る!またな!」
向「あ、お、おん!
分かった!また!」
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作者名:さつき | 作成日時:2021年8月9日 22時