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と、枕で蓮を叩く私。
目｢…はははっ！相変わらず可愛いやつ。｣
｢……もう、絶対言わないから！！｣
目｢…そんなこと言うなって。
また、今度な。｣
｢……う、うん。｣
蓮はまた私の頭の上にポンと
手を乗せて笑っている。
目｢…ほんと残念だったわ。
AのEカップ見れなくてさ。｣
｢……それ以上言ったら
ほんと口聞かないから！！｣
目｢…はははっ！A、顔真っ赤だし。｣
何がそんな面白いのよ！！！
目｢……まぁ。Aが
心の準備出来てるのは分かったよ。｣
｢……う、うん。｣
目｢……ありがとな、言ってくれて。｣
｢……うん、｣
目｢……だから、今日のところは
もう寝るか。｣
｢……うん。ごめんね、蓮。｣
目｢…言ったろ。この先長いんだし。
いつでも大丈夫だから、俺は。｣
｢…ありがと。｣
目｢……どういたしまして。｣
やっぱり、蓮にはいつも
叶わないのか。
悔しいけど、やっぱり大好きだな。
蓮のこと。
目｢…じゃあ、電気消すぞ。｣
｢……うん。｣
目｢おやすみ。｣
｢……おやすみ。｣
えいっ！！
ﾁｭｯ
私は蓮にキスをした。
目｢……は！？｣
今日は色々あったけど、
楽しかったなー。
と思いながら私はもう睡魔に勝てなかった。
目｢……おい、A。｣
｢………zzz｣
目｢………は、もう寝たわけ？｣
｢……zzz｣
目｢……勝手なやつ。｣
｢………zzz｣
目｢………やり逃げかよ。｣
｢……ん、蓮、大好き｣
目｢……ほんと、ずるい奴。
…俺も大好きだよ。｣
ﾁｭｯ
とそんな恥ずかしい寝言
言ってるのと蓮がそう言って
寝てる私にキスしてるのなんて
全然知らなかった。
澪と翔太くんのおかげ？で
本当に甘い夜を過ごしたな。
と、夢の中で私は思っていた。
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年4月11日 17時
