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岩｢……で、話戻すけどさ、
目黒に一生
言わないつもりなの？
好きって。｣
｢……そうですね。
だって、めぐは愛未のことが
好きで愛未も、｣
岩｢それ、一旦なしにして
考えた時に本当にそれでいいの？｣
ひーくんがまた真剣な顔をして
私にそう聞いてきた。
……一旦、愛未のこととか
考えずにか。
……それでも、私は、
｢……はい。
私はただ、めぐが笑ってて
元気だったら良いというか、｣
岩｢………｣
｢…ただそれだけなんですよね。｣
…うん。
だって、好きな人には
ずっと笑ってて欲しいから。
………あ！！！！
私、めちゃくちゃ恥ずかしいこと
言ってるよね！？これ！！！
そう我に返った私は、
｢…い、今のはですね、｣
岩｢…ぷっ！｣
｢……え？｣
ひーくんがまたクククと
笑い出した。
な、何が面白かったんだ？
岩｢……いやー、目黒と
Aちゃんって似たもん同士なんだね。｣
｢…え、私とめぐがですか？｣
岩｢そう。
…俺がさ、Aちゃんのこと
分かったの佐久間に写真見して
もらったからって言ったの覚えてる？｣
｢あ、はい。確か、きょもくんと愛未も
載ってた写真だったって、｣
岩｢…うん。まぁ、それも
見してもらったんだけど、
最初に見してもらった時の話で、｣
｢…最初に？｣
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年9月19日 20時
