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…はぁー。
ふっかさんには
なんかお前、顔赤いけど大丈夫か？
とか心配されるし、
さっくん先輩にもんにゃ？どうしたの？
Aちゃん？とか漫画見ながら
言われるし……
吉岡くんにも大丈夫？と
本当に心配そうに
されるし、
…私、全然冷静になれてないし。
そう思いながら
校門までトボトボ歩いて行くと、
目｢……A。｣
｢……あ、え、め、目黒くん。
あれ、翔太くん達は？｣
そうそう。
翔太くん達もいつもなら
一緒にいるはずなのに……
目｢…なんか分かんないけど
先に帰った。3人で。｣
｢…え、そ、そうなの？｣
…じゃあ、2人っきり！？
どうしよう、私、まだ、
冷静じゃないし。
本当に……
と、下を向いて思っていると、
目｢……俺と2人っきり、
嫌ならちゃんと言って。｣
｢…え？｣
目｢…俺、Aの思ってること
分かってたつもりだけど
さっきから分かんなくて。｣
｢………｣
目｢…そしたら俺、先に1人で
帰るからさ。｣
と言って悲しそうな顔をしている
目黒くん。
…そんな顔させたかったわけ
じゃなくて。
2人っきりも嫌じゃなくて、
私はただ、
｢ち、違うの！！｣
目｢…え？｣
私は思わず大きな声を
出してしまった。
｢…そ、そうじゃなくてね、
あの、私、恥ずかしくて、｣
目｢…うん。｣
｢そ、その、男の子に
抱きしめられたのとか
は、初めてだったし、
だから、さっきも
急に走って去ってしまってごめんね！｣
と、下を向きながら
目黒くんにできる限りのことを伝えた。
…やっぱ恥ずかしい。
………あれ？
でも、目黒くんからの
反応が何も無い。
と、思わず上を向くと、
……え？
目｢………何それ。
てか、こっち見んな。｣
そう言って顔を真っ赤にさせてる
目黒くんがいた。
…なんで？
｢…え、いや、そんなこと
言われてもさ、｣
目｢……まぁ、とにかく帰ろ。｣
｢…あ、うん。｣
そう言って目黒くんは
前を向いて歩き出した。
……目黒くん、耳も真っ赤だけど
どうしたのかな？
私はそう思って
目黒くんの背中を見つめてた。
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１％の可能性を１００％信じる人(プロフ) - いつも楽しく作品を拝見させていただいています！提案、みたいな感じなんですけど、文と文の間を少し開けるともっと読みやすくなる気がします！これからも更新楽しみにしてます♪ (2021年5月16日 9時) (
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作者名：さつき
| 作成日時：2021年5月16日 0時
