最強との一夜【五条悟】

28 五条の思い7 ページ28

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「硝子〜」


「は？なんだ急に」

「この子助けてやってよ」


Aを抱えて硝子の元へ


「は？…………この子変だな」

「ははは、変でしょ」

「まあ怪我の手当くらいなら出来るが、この呪いはどうしようもないな」

「やっぱりかー」



この呪いのこと硝子に聞けばなにかわかると思ったんだけどな〜


「五条でもこれは無理なのか？」

「うん、無理っぽい」

「じゃあこの呪いを知ってるやつにしか無理かもな」

「んー…」




あれ、さっきAが言ってたのって



ロン毛と、





"ハゲ"





ハゲ？




「ねね、ハゲの呪詛師って知ってる？」

「は？知るか」

「だよねー」



ハゲなんて沢山いるだろうに、まあ気配覚えちゃったから探せるけど



「あーそういえば、Aが傑と会ったっぽい」

「夏油…………そうか」

「うん、あいつ少しこの件に関わってる気がするんだよね」

「狙われてるのか？」

「え？」

「この子だよ、Aって子」





狙われてる？確かに…いやなんでAが…

はぁ、ますますあのハゲを捕まえないといけない理由が増えるなー。




「Aは渡したくないね」


「ふーーん、女遊びしまくってた奴の発言とは思えないな」


「更正されたんですー。真実の愛を見つけたようなものさ」


「相変わらずキモイな……ああ、じゃあライバルだな夏油と」


「ライバルね〜」






少し楽しくなってきた





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