第四十九話 帰り道 ページ2
〜莉犬サイド
観覧車を降りて、集合場所に戻るとなー君とジェル君と遠井さんが待っていた。
ななもり「お、来た来た!おかえり〜」
莉犬「ただいま〜!あれ?るぅと君ところちゃんは?」
ジェル「まだ来てへんで。なんかメールしても既読つかないんよ〜」
遠井「ん、るぅと君達、さっきトイレの近くで見かけた気がするんだけど」
全員「あっ…(察し)」
さとみ「あ〜…まぁまぁまぁ。気長に待とうよ。その内来るよ。…多分。」
…数十分後
莉犬「それにしても、遅すぎない?」
遠井「そうね、ちょっと探した方が良いかも…あ、来たみたいよ。」
遠井さんが指差す方を見ると、るぅと君がころちゃんをおんぶして帰ってきた。
ジェル「お〜い、るぅと君、何でころちゃんをおんぶしてるの〜?」
るぅと君が小走りでこっちに来てくれた。
るぅと「いや〜、それが、いろいろありましてですね。ころちゃんが寝ちゃって。詳細は決して聞かないでくださいね?(暗黒微笑)」
るぅころ以外「あ、分かりました…(汗)」
ななもり「皆集まった事だし、今日はここで解散!おつぷり!」
全員「おつぷり〜!」
こうして、るぅと君はころちゃんをおんぶして、なー君はジェル君と遠井さんと帰っていった。
俺らは…。
さとみ「って事で、帰るか。」
二人並んで歩いてさとみくん家に向かう。
身長差でさとみ君の方ぐらいしかない俺は、さとみ君を見上げながら話す。
俺がもう少しでも…せめてころちゃんを抜かすほど背が高ければなぁ…(´・ω・`)
さとみ「ねぇ莉犬さ、手、繋がねえの?」
莉犬「あ、もちろん繋ぐよ!繋ぐ!」
温かくて柔らかい大きな手。安心感があって何度でも繋ぎたくなる程、依存してしまうよ…
さとみ「莉犬さ…さっきキス以上の事したいって言ってたよね?」
莉犬「…は?そんなこと言ってねえよ!言ったのはさとみ君の方でしょ!?」
さとみ「でも、俺が莉犬の事もっと味わいたいって言ったらさ、頷いてくれたじゃん。違う?」
うっ…確かに頷いてたわ。
莉犬「でも、俺純粋だからそういうの、よく分かんないなぁ〜(*╹▽╹*)」
さとみ「純粋なの?可愛い。それじゃあ、誰にも汚されてないって事だね。つまり…」
さとみ君に顎をクイっとされる。
さとみ「莉犬の事俺色に染められるって事だね。いいよ、今夜は莉犬を俺流に味付けしてやるよ。もっと甘くてオトナな依存しちゃう味にして食べちゃうから。」
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いおにーや 。(プロフ) - そうさん» 我『ワクワクワクワk(((終わり』『え…?』 (8月21日 0時) (レス) @page21 id: a32f845e99 (このIDを非表示/違反報告)
そう(プロフ) - お、おわり?! (2022年1月10日 9時) (レス) @page21 id: 3a35e53173 (このIDを非表示/違反報告)
もえち後輩@?先輩大好き同盟(`・∀・´)(プロフ) - ひなちゃんさん» 嬉しい照れる///リクエストありがとうございます!なるべく早く描けるように頑張ります! (2020年8月30日 2時) (レス) id: b19d35b421 (このIDを非表示/違反報告)
もえち後輩@?先輩大好き同盟(`・∀・´)(プロフ) - 名無しさん» えっ本当ですか!?ありがとうございます!やる気出ましたw (2020年8月30日 2時) (レス) id: b19d35b421 (このIDを非表示/違反報告)
ひなちゃん - 好きです(唐突)あのー、リクいいですか?さとりーぬで「寝込みを襲う(キス)」でお願いしたいです!!書けたらでいいのでよろしくお願いします! (2020年8月28日 22時) (レス) id: 21ddb02b69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:萌月姫(もえつき)@受験生なう | 作者ホームページ:http
作成日時:2020年5月3日 18時